日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)の新着ブログ記事

  • バルセロナから(2018年10月16、17日) : 「開く・開ける」「焼く・焼ける」はなぜ自動詞・他動詞が逆なのか

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #自動詞・他動詞 #幽霊 *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年10月16、17日) : 「開く・開ける」「焼く・焼ける」はなぜ自動詞・他動詞が逆なのか 日本語の自動詞と他動詞を見分けるには幾つかの方法... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年10月14、15日) : 「できる」はなぜ「出来る」と書くか?

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #出来る #グエル公園(Parque Güell) *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年10月14、15日) : 「できる」はなぜ「出来る」と書くか? 日本語の自動詞・他動詞の研究は江戸時代の盲目の国... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年10月12、13日) :「ドアが【開】きますので、ご注意願います」の真実

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #自動詞 #チュロス(Churros) *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年10月12、13日) :「ドアが【開き】ますので、ご注意願います」の真実 日本の電車に乗っていると、 「ドアが【開(あ)き】... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年10月10、11日) : 日本語の変化と自律性を想う

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #「を」の発音 #人形浄瑠璃 *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年10月10、11日) : 日本語の変化と自律性を想う けっこう前からの兆候だが、日本語を独学で勉強して来たり、他の学校から私の所に来た... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年10月8、9日) : あなたは【を】をどう発音しているか

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #助詞「を」 #龍(dragón) *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年10月8、9日) : あなたは【を】をどう発音しているか 俳句の査定をする日本のテレビ番組「プレバト」を見るのが楽しみである。ゲ... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年10月6、7日) : 日本人の「自然への畏怖」が日本語を解く鍵

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #主格 #Sagrada Familia *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年10月6、7日) : 日本人の「自然への畏怖」が日本語を解く鍵 日本語のガ格は、後で述べるように、英語などで言う主格とは性... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年10月4、5日) : 「彼女【を】好きな」は禁じ手か

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #好き #チョコレート通り *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年10月4、5日) : 「彼女【を】好きな」は禁じ手か 「彼【が】彼女【が】好きなの【が】問題だ」 この文のガ格を一般の日本語話者の感覚を... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年10月2、3日) : 「彼【が】彼女【が】好きなの【が】問題だ」は非文か?

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #格助詞ガ #サンパウ病院 *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年10月2、3日) : 「彼【が】彼女【が】好きなの【が】問題だ」は非文か? ≪彼「が」彼女「が」好きなの「が」問題だ≫  この文を読んで... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年9月30、10月1日) : 助詞【が】から見える日本人の感受性

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #日本人の感受性 #北斎 *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年9月30、10月1日) : 助詞【が】から見える日本人の感受性 「雨【が】降る」「塀【が】高い」における【が】のように、動作・作用・状態の... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年9月28、29日) : 日本語の「好き」とスペイン語の"gustar"の奇妙な関係

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #スペイン語 #gustar *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年9月28、29日) : 日本語の「好き」とスペイン語の"gustar"の奇妙な関係 「私は彼女【が】好きだ」の「主体」を観てみようと思... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年9月26、27日) : 自然を畏怖する日本人の感性を示す助詞「が」

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #助詞ガ #ピースサイン *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年9月26、27日) : 自然を畏怖する日本人の感性を示す助詞「が」 古来、日本人は動作・作用・状態の主体を明確にすることよりも、その動作・... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年9月24、25日) : 「おいしい【だ】」はなぜ非文か?

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #形容詞 #Castellers バルセロナから(2018年9月24、25日) : 「おいしい【だ】」はなぜ非文か? 「おいしい。」 日本語では、これで文として成り立っているのである。 じつは日本語の形容詞(日本語教育では「イ形容詞」)は、その内部に「英語のbe... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年9月22、23日) : 【だ】と【です】の言い分に耳を傾ける

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #【だ】と【です】 #Boniato バルセロナから(2018年9月22、23日) : 【だ】と【です】の言い分に耳を傾ける 日本語の長い歴史から観れば、つい最近まで「おいしい」の丁寧形は「おいしゅうございます」であった。ところが、これに取って代わって、「おいし... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年9月20、21日) : 「美味しいです」と「美味しゅうございます」

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #非文 #peluquería バルセロナから(2018年9月20、21日) : 「美味しいです」と「美味しゅうございます」 1964年の東京オリンピックマラソンランナーだった円谷幸吉選手の遺書は「美味しゅうございました」のリフレインが印象的だった。 それほど長... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年9月18、19日) : あるマラソンランナーの遺書

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #東京オリンピック #円谷幸吉 バルセロナから(2018年9月18、19日) : あるマラソンランナーの遺書 2度目の東京オリンピックがすぐ前まで迫って来た。最初の東京オリンピックのエピソードとして後に自殺したマラソンの円谷選手のことを想い起こす人もいるだろう。... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年9月16、17日) : 世界の精神的補完としての日本語

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #日本人 #Casa Milà バルセロナから(2018年9月16、17日) : 世界の精神的補完としての日本語 日本語の自律性とは無関係な「簡約日本語」は案の定、試みだけで頓挫したようだが、「外国語としての日本語教育」への対応に焦るあまり、歴史に学ぶことなく「... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年9月14、15日) : 日本語の行く末

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #日本語教育 #国語教育 バルセロナから(2018年9月14、15日) : 日本語の行く末 日本語は長い間その研究を日本国内の日本人だけに委ねられてきた閉鎖的な印象が強いが、「外国語としての日本語教育」が推進・定着されるにつれ、これからは世界のどこからでも日本人... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年9月12、13日) : 「簡約日本語」の教訓

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #簡約日本語 # 大坂なおみ バルセロナから(2018年9月12、13日) : 「簡約日本語」の教訓 1988年、国立国語研究所で当時の所長の野元菊雄が中心となり開発を進めて発表した「簡約日本語」の発想は、≪日本語は難しい≫という固定観念から生じたものだろう。 ... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年9月10、11日) : 人工語「エスペラント語」の矛盾

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #エスペラント語 #Sagrada Família バルセロナから(2018年9月10、11日) : 人工語「エスペラント語」の矛盾 さて、「簡約日本語」について考えてみよう。 その前にエスペラント語に触れなければならないだろう。 1887年にポーランドのザメン... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年9月8、9日) : 日本語の自律性への敬意

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #Naomi Osaka バルセロナから(2018年9月8、9日) : 日本語の自律性への敬意 第二次大戦後のアメリカは占領政策の一環として「教育使節団」を日本に派遣し、教育改革のために漢字使用の全廃やローマ字などの表音文字専用への移行を勧告した。 こうした混沌... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年9月6、7日) : 日本語に対する「無知無感覚」

    #スペイン #バルセロナ #日本語 #なかま バルセロナから(2018年9月6、7日) : 日本語に対する「無知無感覚」 志賀直哉は更に続ける。 「世界で一番いい言語、一番美しい言語、フランス語を国語に採用する英断をするべきだと思う」と。だが、その根拠は叉も一向に示されないまま「外国語のことはよく... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年9月4、5日) : 志賀直哉「国語フランス語化論」を読んでみる

    #スペイン #バルセロナ #志賀直哉 #ウォールアート バルセロナから(2018年9月4、5日) : 志賀直哉「国語フランス語化論」を読んでみる さて、次に志賀直哉の「国語フランス語化論」について考える。 第二次大戦後、勝者であるアメリカ合衆国が日本の占領政策の一環として、教育改革と称して漢字使用... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年9月2、3日) : アメリカ人にタシナメられた森有礼の「国語英語化論」

    #スペイン #バルセロナ #森有礼 #折り紙 バルセロナから(2018年9月2、3日) : アメリカ人にタシナメられた森有礼の「国語英語化論」 まず、森有礼の「国語英語化論」について考えてみる。 森は明治維新の直後1873 年、ワシントンの書店から英文で出版した『Education in Japa... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年8月31、9月1日) : 日本語が受けて来た扱いに言葉を失くす

    #スペイン #バルセロナ #鈴木孝夫 #日本文化 バルセロナから(2018年8月31、9月1日) : 日本語が受けて来た扱いに言葉を失くす 言語学者、鈴木孝夫は『日本人はなぜ英語ができないか』(岩波新書、1999年)「外国語に憧れる日本人―日本語劣等感」で次のように言っている。 《何しろ明治以来日... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年8月29、30日) : 日本語放棄への驚くべき提案

    #スペイン #バルセロナ #日本語放棄 #Park Güell バルセロナから(2018年8月29、30日) : 日本語放棄への驚くべき提案 明治維新の直後、森有礼が提案した「国語英語化論」と第二次世界大戦の直後、志賀直哉が提案した「国語フランス語化論」。 両論とも、一つの国家がそのアイデンティテ... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年8月27、28日) : 「日本語」は葬り去られようとした

    #スペイン #バルセロナ #日本語観 #グエル公園 バルセロナから(2018年8月27、28日) : 「日本語」は葬り去られようとした 母語を消滅の危機から守る、という発想や運動は世界でも珍しくない。スペインのバスク語やカタルーニャ語などはその回復運動が顕著に表れた例だ。 しかし、自ら母語・母国語... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年8月25、26日) : スペイン、カタルーニャにて母語「日本語」を想う

    #スペイン #バルセロナ #日本語教師 #Sagrada Família バルセロナから(2018年8月25、26日) : スペイン、カタルーニャにて母語「日本語」を想う 日本国内では国語教師として日本の教育界に関わって来た私だが、同様に海外、具体的にはメキシコとスペインでは日本語教師として「日本... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年8月23、24日) : 日本人の「自我」を想う

    #スペイン #バルセロナ #自我 #恐竜 バルセロナから(2018年8月23、24日) : 日本人の「自我」を想う 日本のアマスポーツ界や教育界で噴出しているパワハラや異状な忖度による醜聞は、時代錯誤な「縦社会主義」と滑稽な「拝金主義」が手を結んだ日本社会の「仕組み」が背景となっているのだろうか。... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年8月21、22日) : 教育界にも日本社会の歪みが

    #スペイン #バルセロナ #教育界 #Casa Batlló バルセロナから(2018年8月21、22日) : 教育界にも日本社会の歪みが 日本に激震を起こしているアマスポーツ界のパワハラ、歪んだ忖度は同時に教育界をも呑み込んでいる。 某大学のアメフト部やチアリーダー部の指導者のお粗末さ、そして某... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年8月19、20日) : 現代の"武士道"

    #スペイン #バルセロナ #武士道 #折り鶴 バルセロナから(2018年8月19、20日) : 現代の"武士道" 出るわ出るわ。水道の蛇口をヒネっているわけではない。 日本からの報道を観ているのである。 アマスポーツ界や教育界の不正と不適切行為が表面化されている。 日本社会に澱む、異状な「縦社会」... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年8月17、18日) : アジア人としての日本人

    #スペイン #バルセロナ #アジア人 #日本人 バルセロナから(2018年8月17、18日) : アジア人としての日本人 サグラダ・ファミリアの前で写真を撮ってもらおうと、近くにやって来た青年に頼んだ。 青年は快く引き受けてくれたが、その友人らしき若者が痰を切るような音を出しながら青年に意味深な笑... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年8月15、16日) : 終戦の日に日本社会の「仕組み」を想う

    #スペイン #バルセロナ #男女格差ランキング #Camino de Santiago バルセロナから(2018年8月15、16日) : 終戦の日に日本社会の「仕組み」を想う 天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず、とは福沢諭吉の有名な言葉である。 なるほど、明治維新以来、日本は「平等」な国を目... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年8月13、14日) : ヤクザと日本社会

    #スペイン #バルセロナ #ヤクザ #カサミラ バルセロナから(2018年8月13、14日) : ヤクザと日本社会 「義理と人情」と言えば、高倉健の唄う「唐獅子牡丹」がある。 ♪ 義理と人情を 秤にかけりゃ 義理が重たい男の世界 ♪ この場合の「男の世界」は高倉健が演じたヤクザに直結している。 「... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年8月11、12日) : スペインの「人情」と日本の「義理」

    #スペイン #バルセロナ #義理 #人情 バルセロナから(2018年8月11、12日) : スペインの「人情」と日本の「義理」 スペインに来たばかりのころ、立ち飲みバルでたまたま横に居て親しくなった地元の人が、いつの間にか、私の分も支払って、いつの間にか立ち去っていた、なんてことが度々あった。 粋... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年8月9、10日) : 旅を栖(すみか)とする

    #スペイン #バルセロナ #西日本豪雨 #騎馬民族 バルセロナから(2018年8月9、10日) : 旅を栖(すみか)とする 治承四年卯月廿九日のころ、中の御門京極のほどより、大なるつじかぜ起りて、六條わたりまで、いかめしく吹きけること侍りき。三四町をかけて吹きまくるに、その中にこもれる家ども、大な... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年8月7、8日) : 凛とした日本人

    バルセロナから(2018年8月7、8日) : 凛とした日本人 元暦二年のころ、おほなゐふること侍りき。そのさまよのつねならず。山くづれて川を埋み、海かたぶきて陸をひたせり。土さけて水わきあがり、いはほわれて谷にまろび入り、なぎさこぐふねは浪にたゞよひ、道ゆく駒は足のたちどをまどはせり。 阪神淡路大... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年8月5、6日) : 広島原爆の日に歌う

    バルセロナから(2018年8月5、6日) : 広島原爆の日に歌う ふるさとの街やかれ身よりの骨うめし焼土(やけつち)に 今は白い花咲くああ許すまじ原爆を 三度(みたび) 許すまじ原爆をわれらの街に ひょっとした折、この歌を口ずさむことがある。 73年前の今日、広島に原爆が投下された。 少年の頃この... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年8月3、4日) : 人智・時空を超えた存在に語り掛ける

    バルセロナから(2018年8月3、4日) : 人智・時空を超えた存在に語り掛ける あしたに死し、ゆふべに生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。又知らず、かりのやどり、誰が爲に心を惱まし、何によりてか目をよろこばしむる。そのあるじとすみか... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年8月1、2日) : ふじ山との対話で日本を想う

    バルセロナから(2018年8月1、2日) : ふじ山との対話で日本を想う 行く川のながれは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。 出日本を叶えて早30数年。みそぢの年月は夢のごとし。 卅年のう... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年7月30、31日) : ノーベル文学賞候補常連だった安部公房を想う

    バルセロナから(2018年7月30、31日) : ノーベル文学賞候補常連だった安部公房を想う 松本清張原作の映画『砂の器』を動画サイトで堪能したのに気を良くして"砂"つながりで映画『砂の女』を見つけた。 生前は三島由紀夫と共にノーベル文学賞候補の常連だった安部公房の代表作を映画化したものである。 ... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年7月28、29日) : 「砂の器」を再見する

    バルセロナから(2018年7月28、29日) : 「砂の器」を再見する 昨日は録画サイトで偶然見つけた映画「砂の器」を観た。 日本映画の最高傑作とも言われるこの作品を最初に観たのは映画館の大スクリーンだったと思う。 ライ病患者の父と幼い息子が冬の荒々しい日本海を放浪する、あの息を呑むような美しい光... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年7月26、27日) : グエル公園のドラゴン

    バルセロナから(2018年7月26、27日) : グエル公園のドラゴン 今日のバルセロナの最高気温は30度。今の日本の猛暑を想えば涼しいもの……と言いたいところだが、今日は風もなくムッと熱い空気が身体に纏わりつくようだ。 散歩の途中で見つけたウォールアートにはトカゲらしきものが描かれていた。そのそ... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年7月24、25日) : 日本語学習の魅力

    バルセロナから(2018年7月24、25日) : 日本語学習の魅力 日本ほどではないが、バルセロナも、さすがスペイン、と納得する暑さである。 バルセロナではこの時期は夜9時になってもまだ陽が落ちないから、9時半頃に出かけた。 言語交換の集まりには夏休みにもかかわらず結構参加者が居た。 中国やエクア... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年7月22、23日) : 日本の旅の食

    バルセロナから(2018年7月22、23日) : 日本の旅の食 毎年夏休みには旅に出る。どこへ行くかはだいたい1年前から決めてあるが、今年は日本2週間の旅になった。 最初の1週間は四国を巡り後の1週間は本屋巡り、と割り振っていた。 ところが四国に着いてから3日目には台風の影響が出て来た。徳島で予定... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年7月20、21日) : バルセロナで涼を求める

    バルセロナから(2018年7月20、21日) : バルセロナで涼を求める 暑いですね~。日本ではスペイン以上にこの挨拶が交わされているに違いない。 連日猛暑日が続く。バルセロナも同じである。ただ湿気は段違いに日本のほうが上だろう。 日本よりマシかも知れないと思いながらも、私のバルセロナ散歩もやはり... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年7月18、19日) : 言語交換会と日本語授業再開

    バルセロナから(2018年7月18、19日) : 言語交換会と日本語授業再開 バルセロナの言語交換会に顔を出し日本語クラスの授業を再開した。 それにしても、東京もバルセロナも何たる暑さ。気温も湿度も東京のほうがずっと上だが、バルセロナも日陰を探しながらの散歩だ。 夏バテに抗してカタルーニャ風牛肉煮... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年7月16、17日) : バルセロナの散歩と日常

    バルセロナから(2018年7月16、17日) : バルセロナの散歩と日常 日本の小旅行からスペイン、バルセロナに帰って来て私の日常が戻ってきた。 いつもの散歩道にゆっくりと足を運び、世界遺産サン・パウ病院の横の坂道を上り切れば、後はなだらかな下り道に身を任せて甘い物屋の店先を覗きながら帰路に就くだ... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年7月16日) : 江戸の鰻からバルセロナのキューバ風ご飯、そしてサグラダ・ファミリア

    バルセロナから(2018年7月16日) : 江戸の鰻からバルセロナのキューバ風ご飯、そしてサグラダ・ファミリア 四国巡りを目的とした2週間の日本の旅もアッという間に終了した。 記録的な西日本豪雨の中、私の四国巡りと本屋巡りの小さな旅は終わりを告げた。2週間という。短い旅だったが、気付き、考える旅、... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年7月15日) : 羽田空港の「江戸」を散策す

    バルセロナから(2018年7月15日) : 羽田空港の「江戸」を散策す すでに羽田国際空港に来て、ここの「江戸」を散策している。 しばらくぶりの羽田空港でゆったりと寛ぎながら出発までを過ごそうと思う。 日本から買って来る予定の物は全て揃えた。写真のミニ日本橋に見える荷物がそれである。 読みたかった... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年7月13、14日) : 浅草散策

    バルセロナから(2018年7月13、14日) : 浅草散策 浅草で日本語教師仲間とカラオケ。とは言っても誰も歌わず、日本語教育の話で盛り上がった。皆さん、お忙しい中、ありがとうございました。 浅草を散策中、ホセというバルセロナ人に出逢って、しばらく立ち話をした。流暢な日本語でレストランの宣伝マンを... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年7月9、10日) :松山で子規を訪れ高知で竜馬に逢う

    バルセロナから(2018年7月9、10日) :松山で子規を訪れ高知で竜馬に逢う 愛媛の松山では司馬遼太郎作品を元にした「坂の上の雲ミュージアム」を訪れた。 正岡子規像の隣で頬杖を真似して写真を撮ったりして、夏目漱石ゆかりの人たちの明治の夢をお裾分けしてもらった。 10日午後には大雨の影響で後回しに... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年7月11、12日) : 「四国の旅」終えて、東京へ、

    バルセロナから(2018年7月11、12日) : 「四国の旅」終えて、東京へ、 日本のWiFi事情は充分ではない。インターネットがなかなか通じなくて旅の報告が遅れ気味になったが、「四国の旅」を終了して高知から東京へ移動した。 四国、高知では坂本龍馬が存在した明治維新の雰囲気いっぱいの茶店で甘い物と... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年7月7、8日) :松山城・道後温泉で寛ぐ

    バルセロナから(2018年7月7、8日) :松山城・道後温泉で寛ぐ 大雨の影響で徳島から高知へ行く鉄道や高速バスは全休が続いた。 しょうがない。と思いつつ徳島に3泊した。雨模様の中、徳島はそれなりに愉しんだが、4泊はさすがに避けたかった。 徳島-高知の道がダメなら、そうだ、愛媛の松山へ行く手もある... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年7月5、6日) : 徳島で踊る

    バルセロナから(2018年7月5、6日) : 徳島で踊る 高松から徳島へ。四国を時計回りに旅する予定だが、雨の影響でどうなるか。 徳島と言うと阿波踊りだ。同じ阿呆なら踊りゃにゃ損そん♫というわけで、踊ってみた。 阿波踊り公演の中で客をステージに上がらせ踊り手と一緒に踊る時間が組まれているのだ。観客... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年7月3、4日) : 富士山に見送られ四国へ

    バルセロナから(2018年7月3、4日) : 富士山に見送られ四国へ 3日は静岡に入り、久し振りに生の富士山を仰いだ。 台風の影響もあって午前中はすっぽり雲に隠れ、午後になって漸く富士がその姿の一部を現した。 思わず、おお、富士だ! と叫んだ。世界遺産である大石寺を見に行った時に、富士が頭を出して... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年7月1、2日) : 日本の旅始まる

    バルセロナから(2018年7月1、2日) : 日本の旅始まる 日本に着き、久し振りの味。 飛行機は新潟から入り、列島を横切り成田に到着した。 機内食もカレーを選んだが、地上に着いてからの上野でも好物のカレーとウドンのセットをかき込む。ほんと、安上がりで済む自分だな、と笑った。 この時間までTV中継... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月30日) : パリの空港でも

    バルセロナから(2018年6月30日) : パリの空港でも 日本への空の旅はパリで乗り換え。 パリの空港でも、ご覧の通り、ワールドカップのTV中継に一喜一憂である。 丁度地元フランスとアルゼンチンの試合が中継されていて、ゴールの度にどよめきのような歓声が沸き上がる。 さて、トランジットでの待ち時間... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月29日) : 日本文化年の想い出

    バルセロナから(2018年6月29日) : 日本文化年の想い出 一時帰国の荷物を整理していたら、2000-2001年に架けて私がバルセロナで主催した「バルセロナ日本文化年」関係の資料が出て来た。 その中でも笑ったのはカタルーニャの新聞社が発行する雑誌に載った私の顔写真だ。 知らないうちに撮られたシ... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年6月28日) : サグラダ・ファミリア「受難のファサード」

    バルセロナから(2018年6月28日) : サグラダ・ファミリア「受難のファサード」 一時帰国する前にサグラダ・ファミリアをグルリと廻る散歩コースを行く。 やはりガウディの夢の象徴を見ておく。そうして日本の夢の頂きである富士山に重ね合わせる。自然と芸術作品。 もちろん規模も違うが、双方とも私の魂を... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月27日) : 「グエル公園」フォトセレクション

    バルセロナから(2018年6月27日) : 「グエル公園」フォトセレクション グエル公園は建て売り住宅のための設計だったらしい。だがほとんど売れなく今日の形になったという。 芸術というのは何が幸いして芸術の女神が微笑むか、蓋を開けるまで分からない。 そういう意味ではガウディは現実の生活には逼迫した... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月25日) : グエル公園のカリントウ柱で寛ぐ

    バルセロナから(2018年6月25日) : グエル公園のカリントウ柱で寛ぐ バルセロナはガウディの街だと言ってもいいだろう。 彼の描いた夢がこの街のあちこちに散りばめられている。 グエル公園は私の散歩コースの中でもお気に入りの一つである。 そのグエル公園のカリントウを思わせる柱が摩訶不思議な世界を... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月24日) : 雰囲気のある夜の水飲み場

    バルセロナから(2018年6月24日) : 雰囲気のある夜の水飲み場 サン・フアンのフィエスタも終わり、いよいよ本格的な夏を迎えたバルセロナ。 いつもの散歩道の途中にある水飲み場が夜になるとなかなか良い雰囲気を醸し出している。 バルセロナの主な水飲み場には彫像かタイル画が通行人の目を楽しませるが、... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月23日) : サン・フアンの短い夜

    ‌ バルセロナから(2018年6月23日) : サン・フアンの短い夜 今日は、1年のうちで最も夜の短いサン・フアンの日である。スペインでは本格的な夏を迎える日として盛大に祝う。 この夜ばかりは花火や爆竹で子供たちが夜遅くまで楽しむのが許される。大人たちもかつて通ってきた道を懐かしむようにこのフィエ... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年6月22日) : 在バルセロナ総領事との談話

    バルセロナから(2018年6月22日) : 在バルセロナ総領事との談話 今日は在バルセロナ総領事とひととき談話した。 私の英語版著書のカバーコメントについてのお願いに上がったのだが、限られた時間に様々な話が出た。 私はこれまでのバルセロナ滞在中に歴代の総領事に懇意にして頂いた。お陰で自然と総領事に... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年6月21日) : 日本で会おう!

    バルセロナから(2018年6月21日) : 日本で会おう! まず不二山、不死山、いや富士山に逢いに行く。 バルセロナではサグラダ・ファミリアが私にとって富士山の役割りを担っていた。 静岡に居た頃は、見上げればいつも途轍も無く大きな包容力で私を見つめていた。 家から職場の高校までは富士を見ながら歩い... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年6月20日) : FBグループ 「Barcelonaにほんごjaponés」の設立

    バルセロナから(2018年6月20日) : FBグループ 「Barcelonaにほんごjaponés」の設立 このたびフェイスブックのグループ「Barcelonaにほんごjaponés」を設立した。 数日前に起ち上げたが現在のメンバー数は230名になっている。 グループでのメッセージは日本語かスペ... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年6月19日) : サン・フアンの日へ向けてのパン「コカ」

    バルセロナから(2018年6月19日) : サン・フアンの日へ向けてのパン「コカ」 スペインの本格的夏の到来を祝う「サン・フアンの日」を迎える準備なのか、パン屋の店先にはカタルーニャ伝統のパン「コカ」が勢揃いして並べられている。 コカは言ってみればチーズを使わないピザである。柔らかい生地から煎餅状... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年6月18日) : 花とサグラダ・ファミリア

    ‌バルセロナから(2018年6月18日) : 花とサグラダ・ファミリア 夏の艶やかなピンクの花越しに見るサグラダ・ファミリア。 2026年の完成を目指して急ピッチで進むサグラダ・ファミリアの建設作業に見入る。 今日は、道路を挟んだガウディ広場側から花越しに「生誕のファサード」を撮影してみた。 サグ... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年6月17日) : グループ「バルセロナ日本語」会員70名達成顔合わせ会

    バルセロナから(2018年6月17日) : グループ「バルセロナ日本語」会員70名達成顔合わせ会 日本語に関心のある人たちとの相互交流を目的とする「バルセロナ日本語」というグループをネット上で開設してからまだ間もないが、いつの間にか会員70名を達成したので急遽顔合わせ会を開いた。 話題は日本語から... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月16日) : 朝日に映えるグエル公園

    バルセロナから(2018年6月16日) : 朝日に映えるグエル公園 早朝にグエル公園を散策した。あいにく中央広場の半分は工事中だったが、残りの半分のスペースで、モザイクのタイル画を背もたれにした石ベンチに腰掛けたりして、ゆったりと寛ぎの時間を愉しんだ。 石ベンチのモザイク画は朝日に映えて一層ファン... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月15日) : 言語について考える

    バルセロナから(2018年6月15日) : 言語について考える 言語交換をして各国の人と交流を図る集まりに参加した。 言語について語り合うのは私にとって人生の楽しみの一つである。 日本語の語順が英語やスペイン語とほとんど逆であることに興味を持つスペイン人に、バスク語やラテン語が日本語に似た側面を持... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月14日) : マリーナ橋からバルセロナ港を望む海鳥

    バルセロナから(2018年6月14日) : マリーナ橋からバルセロナ港を望む海鳥 ランブラス通り終着点のコロンブス塔から更に歩を進めると地中海のコバルトブルーも鮮やかなバルセロナ港に臨む。 バルセロナ港に架かる板敷きの歩行者専用橋マリーナ橋を渡ろうとすると、海鳥が澄まし顔でポーズを採っている。 近... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月13日) : ピカソ「アヴィニョンの娘たち」を観る

    バルセロナから(2018年6月13日) : ピカソ「アヴィニョンの娘たち」を観る ランブラス通りから旧市街へ続く小径を少し行くとアヴィニョン通り(カタルーニャ語carrer d'Avinyó)に交差する。 ピカソのパリ時代の有名な作品 「アヴィニョンの娘たち」(フランス語Les Demoisell... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月11日) :サグラダ・ファミリアに逢いに来た

    バルセロナから(2018年6月11日) :サグラダ・ファミリアに逢いに来た 住居を移してからサグラダ・ファミリアには暫く逢っていないなあ、と思い、久し振りにその勇姿を見に来た。 見上げてみると、しばらく見ない間に、周りの尖塔に比して断トツに太い中央塔とマリアの塔が随分と高くなって出来上がって来た。... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月10日) : 漢字を分析する楽しさ

    バルセロナから(2018年6月10日) : 漢字を分析する楽しさ イベントの集まりで漢字の部首や要素について説明した。 「薬」という漢字は「艹」と「楽」。ここまで言うと「楽しい草」と反応する学生がいる。と言うことは? と向けると、「えーっ!」という声が飛ぶ。そう、もともとドラッグと薬は同じ根の言葉... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年6月9日) : 地中海の碧い夢

    バルセロナから(2018年6月9日) : 地中海の碧い夢 今日は初夏の地中海の匂いに誘なわれてフラリとバルセロネタの海辺に行って来た。 碧く輝く地中海の波間に木の葉のように揺れる小舟が見え隠れする。 私の中で消化し切れず靄っていることがあると、ここへ来る。 すると、深いコバルトブルーの海の懐と明る... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月8日) : 甲冑レリーフのある水飲み場

    バルセロナから(2018年6月8日) : 甲冑レリーフのある水飲み場 ランブラス通りを地中海へ向かって下って行くと、旧市街へ続く小道が左手に見えて来る。その入り口に甲冑姿のようなレリーフが印象的な水飲み場がある。 私はその風景を一枚切り撮り、小径を左に歩を進める。 あれっ?と思い、また戻って甲冑を... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月7日) : 昼下がりのレイアル広場

    バルセロナから(2018年6月7日) : 昼下がりのレイアル広場 旧市街のいつものカテドラルへ続く小径を、今日は途中で左へ抜けてみる。 そこを少し進むと向こうから眩い陽が差してきてアーケード風の門が、私を迎えてくれる。門を潜るとそこは初夏の陽射しが一杯に降り注ぐレイアル広場だった。 マドリードのマ... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月6日) : スペインの薩摩芋

    バルセロナから(2018年6月6日) : スペインの薩摩芋 スペインにもサツマイモはあるが、日本のものとはちょっと違う。切るとまるでカボチャのような鮮やかなオレンジ色が映える。 その名をボニアト(Boniato)と言って、幾種類かあるが、日本と同様に焼き芋で食べても写真のようにオリーブオイル、にん... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月5日) : カテドラル前で寛ぐ

    バルセロナから(2018年6月5日) : カテドラル前で寛ぐ 今日はゴシック地区にあるバルセロナの大聖堂「カテドラル」まで足を延ばした。 正式名称は「La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulalia」で日本では「サンタエウラリア大聖堂」と紹介される。 カテド... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年6月4日) : 「カタルーニャ美術館」フォトセレクション

    バルセロナから(2018年6月4日) : 「カタルーニャ美術館」フォトセレクション カタルーニャ美術館(El Museo Nacional de Arte de Cataluña) には主にロマネスク、ゴシック、それにモデルニスモ美術など魅力たっぷりの絵画や彫刻を展示していて一度には紹介し切れない... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年6月3日) : カタルーニャ美術館を愉しむ

    バルセロナから(2018年6月3日) : カタルーニャ美術館を愉しむ 今日は久し振りにモンジュイックの丘の上に鳳凰の如く翼を広げている美しい建物「カタルーニャ美術館」に入った。 内装も展示作品も以前とは随分と印象が違っていた。美術館として大幅に進化していた。 カタルーニャ伝統のロマネスク絵画は勿論... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月2日) : アジアの中の日本

    バルセロナから(2018年6月2日) : アジアの中の日本 バルセロナの街を歩いていると、時折り「您好」とか「ジャッキーチェン」とか、声を掛けられる。 最近は滅法少なくなったが中国人と見てからかうのである。 あるいは悪気は無いのかもしれないが、全く見知らぬ外国人に用事もないのに気楽に声を掛けてみる... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年6月1日) : 水飲み場タイル画「城壁時代のバルセロナ」のある風景

    バルセロナから(2018年6月1日) : 水飲み場タイル画「城壁時代のバルセロナ」のある風景 カタルーニャ広場方面からランブラス通りを下って行くと、程なく左手にタイル画のある水飲み場が現れる。 ここは左に旧市街に通じる小径が続いている。 そのバルセロナ旧市街に断片的に残る城壁を、かつてヨーロッパ進... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年5月31日) : ランブラス通りの人間銅像

    バルセロナから(2018年5月31日) : ランブラス通りの人間銅像 ランブラス通りをバルセロナ港へ向けて下って行くと、港の手前に建つコロンブス塔が視界に入ってくる。 その塔の手前に広い空間があり、そこには仮装したパフォーマーが銅像のように身動き一つせず通行人の目を引きつける。 とくに子供たちは「... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年5月30日) : 世界遺産サン・パウ病院内部のフォトセレクション

    バルセロナから(2018年5月30日) : 世界遺産サン・パウ病院内部のフォトセレクション サン・パウ病院の入口正面の建物内部の写真をアップ。モダニズム建築の内装の華麗な色調とフォルムをご堪能あれ。 ガウディ通りの向こう端に屹立するサグラダ・ファミリアが見える窓も洒落ている。

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  • バルセロナから(2018年5月29日) : 世界遺産サン・パウ病院の内部に入る

    バルセロナから(2018年5月29日) : 世界遺産サン・パウ病院の内部に入る 今日は世界遺産サン・パウ病院の内部のステンドグラスや天井のモダニズムの模様を堪能した。 サン・パウ病院の建築物自体が改修され新しい魅力が輝いているが、入口正面の鳳凰を思わせる建物の内部に入ってみるとそのモダニズム様式の... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年5月28日) : スペインの「スイーツ」

    バルセロナから(2018年5月28日) : スペインの「スイーツ」 帰国するたびに日本では新しい表現が使われている。その表現で今日本では何が流行っているか確認して日本を出る。 かなり前にスペインから日本縦断の旅を敢行した際は石垣島から札幌に至るまで町中では「サプリメント」の文字が踊っていて、この年... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年5月27日) : バルセロナで「日本の夏祭り」を愉しむ

    バルセロナから(2018年5月27日) : バルセロナで「日本の夏祭り」を愉しむ 今日は毎年行われているバルセロナでの〙日本の夏祭り」を見にブラリと行ってみた。 日本食や日本文化の模擬店がずらりと並んでけっこう大規模になっていた。 日本が大好きなスペイン人や極東の島国はどんなものかと覗きに来た地元... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年5月26日) : 日本語の文字の魅力

    バルセロナから(2018年5月26日) : 日本語の文字の魅力 今日の集まりでは、まず日本語学習をこれから始めようという参加者を対象に日本の文字の紹介した。 平仮名、片仮名、漢字以外にローマ字を紹介したのだが、「ヘボン式ローマ字」の「ヘボン」氏の綴りが名画「ローマの休日」のヘップバーンと同じだとい... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年5月25日) : 日本という社会

    バルセロナから(2018年5月25日) : 日本という社会 時には自分自身を外からの目線で見ることが大切である。同様なことは、祖国に付いても言えるだろう。 外から観ると日本列島は誠に可愛らしい。地球儀の上ではユーラシア大陸の極東の外れに4点の小さな染みのような島々が大海原の中で流されまいと必死に何... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年5月24日) : ダリ劇場美術館フォトセレクション

    バルセロナから(2018年5月24日) : ダリ劇場美術館フォトセレクション バルセロナの北東にあるフィゲラスのダリ劇場美術館はまさに劇場型の演出が満載の美術館だった。 茶目っ気たっぷりの本人そのもの、と言っていい騙し絵や仕掛け絵が楽しく、ときに虚を付かれて鬼才の悪戯っぽい髭の自画像をつい思い浮か... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年5月23日) : 日本からの6月の鯉のぼり

    バルセロナから(2018年5月23日) : 日本からの6月の鯉のぼり 今日の言語交換の集まりには鯉のぼりが登場した。5月にスペインに来た日本人観光客が持って来たものだ。 これをネタに日本の祝日や伝統文化の話の花が咲いた。そのうちどういうわけか、近いのに行ったことのない名所の話になった。 コルドバ出... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年5月22日) : マドリード、スナップフォト

    バルセロナから(2018年5月22日) : マドリード、スナップフォト 久し振りに訪れたマドリード。スペイン料理の美味しさはやはりここかな。 町並みの美しさと街角の猥雑さの対比が独特だ。 バルセロナ人たちはマドリード人を生意気、キザと揶揄し、マドリード人たちはバルセロナ人をケチとからかう。お互いの... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年5月21日) : マドリード、プラド美術館とソフィア王妃美術館を巡る

    バルセロナから(2018年5月21日) : マドリード、プラド美術館とソフィア王妃美術館を巡る フィゲラスのダリ美術館訪問の後マドリードのプラド美術館とソフィア王妃美術館を相次いで訪れた。 プラド美術館ではベラスケスの「ラス・メニーナス」(女官たち)を初めゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」などを... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年5月20日) : ダリ美術館で遊ぶ

    バルセロナから(2018年5月20日) : ダリ美術館で遊ぶ 久しぶりにフィゲラスのダリ美術館へ行った。遊び心満載の鬼才画家ダリの面目躍如。騙し絵やカラクリ絵ですっかり時間を忘れてダリの世界を遊んだ。 この後すぐマドリードのプラド美術館を訪ねる。

  • バルセロナから(2018年5月19日) : 書を嗜み折り紙を愉しみ日本食を味わう

    バルセロナから(2018年5月19日) : 書を嗜み折り紙を愉しみ日本食を味わう 今日の集まりでは日本語の導入を一通り終えたあと、折り紙を愉しみ、書の歓びを経験してもらった。 日本文化がヨーロッパの人々に単に神秘的な魅力で重宝がられる時代はもう終わるだろう。 これからは日本文化がいかに普遍的な価値... 続きをみる

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  • バルセロナから(2018年5月18日) : 店先を華やかに彩るネクタリン(椿桃)の実

    バルセロナから(2018年5月18日) : 店先を華やかに彩るネクタリン(椿桃)の実 今日も散歩の途中で、八百屋の店先に並べられた果物の甘い薫りに魅せられる。 その赤い実の品名はネクタリーナ(Nectarina)とある。日本では「ネクタリン」あるいは和名の「ズバイモモ」として知られているようだ。「... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年5月17日) : 「漢字」で盛り上がる言語交換の夕べ

    バルセロナから(2018年5月17日) : 「漢字」で盛り上がる言語交換の夕べ 言語交換の集まりで話題になったのは「漢字」の話。 この集まりには日本語学習者と共に中国語学習者も来る。そこで漢字の話が出る。 そのうち、中国語の「ツァイチェン」(再见)と日本語の「再見」の意味の違いに話が及ぶと大いに盛... 続きをみる

  • バルセロナから(2018年5月16日) : 廃ビルのウォールアートで気球に乗る

    バルセロナから(2018年5月16日) : 廃ビルのウォールアートで気球に乗る 以前住んでいた区域にある市場を覗いてみた。このサン・アントニ市場はバルセロナでも最も知られた庶民的な市場である。 現在は仮店舗で営業しているが来週から改修された建物に移るそうだ。衣類や食物を中心に市民が日常的に買い物を... 続きをみる