日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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バルセロナから(2018年6月13日) : ピカソ「アヴィニョンの娘たち」を観る

バルセロナから(2018年6月13日) : ピカソ「アヴィニョンの娘たち」を観る


ランブラス通りから旧市街へ続く小径を少し行くとアヴィニョン通り(カタルーニャ語carrer d'Avinyó)に交差する。


ピカソのパリ時代の有名な作品

「アヴィニョンの娘たち」(フランス語Les Demoiselles d'Avignon, スペイン語 Las señoritas de Aviñón)は、フランス南東部の町アヴィニョン(Avignon)を描いたもものと勘違いされがちだが、じつはピカソはこのバルセロナのアビニョン通りにかつて存在した売春宿で働く女たちを描いたのである。


そのアヴィニョン通りの近くに、ウォールアートとして描かれていたのが写真の絵である。ピカソの作品の模写だが、まさにこのあたりをイメージして彼はあの重要な絵を生み出したのだ。


原作を忠実に模写したところにピカソ作品に対する畏敬の念が感じられる。


因みに「アヴィニョンの橋の上で」で歌われるのは、言うまでもなくフランスのアヴィニョンの町(Avignon)である。

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