バルセロナから(2017年11月29日) : 「城壁と聖人の町」アビラで千両役者の野良猫と戯れる
バルセロナから(2017年11月29日) : 「城壁と聖人の町」アビラで千両役者の野良猫と戯れる マドリードを少し南下すれば古都トレドだが、同様にマドリードから西方に90km足らずで「城壁と聖人の町」アビラを楽しめる。 マドリードに語学修行に来た1988年に私はこのヨーロッパ中世の面影漂う町に小... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月29日) : 「城壁と聖人の町」アビラで千両役者の野良猫と戯れる
バルセロナから(2017年11月29日) : 「城壁と聖人の町」アビラで千両役者の野良猫と戯れる マドリードを少し南下すれば古都トレドだが、同様にマドリードから西方に90km足らずで「城壁と聖人の町」アビラを楽しめる。 マドリードに語学修行に来た1988年に私はこのヨーロッパ中世の面影漂う町に小... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月28日) : 初冬の西陽へ向かいながら故ネット知人と の繋がりを想う
バルセロナから(2017年11月28日) : 初冬の西陽へ向かいながら故ネット知人と の繋がりを想う 長年放っておいたフェィスブックの繋がりを見直そうと思った。繋がりの中にはすでに故人となった人もいるし。 だが、ふと考えた。本人はいなくなっても、その家族が故人との繋がりを引き継いでいるかも知れない... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月27日) : 額縁から抜け出たような古都トレドの絶景に感嘆する
バルセロナから(2017年11月27日) : 額縁から抜け出たような古都トレドの絶景に感嘆する 1988年にマドリードに居た私は、時間を見つけては近隣の見どころへ小さな旅をした。 トレドもその一つであった。 「スペインに1日しか居られないなら迷わずトレドへ行け」と言われる。それほど美しい街であり、... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月26日) : 1988年マドリード フォトセレクション
バルセロナから(2017年11月26日) : 1988年マドリード フォトセレクション マドリードに住み始めた年の写真10枚をセレクトした。この頃はピカソの『ゲルニカ』も写真撮影オーケーだった。
バルセロナから(2017年11月25日) : 「を」が「ウォ」と先祖返りする歴史的転換期なのか
バルセロナから(2017年11月25日) : 「を」が「ウォ」と先祖返りする歴史的転換期なのか 俳句のTV番組を楽しみに見ている。 ところが、その番組で添削や講評をしている先生が「を」を明らかに「ウォ」と発音している。日本語について専門家と言っていい立場で、しかもテレビに出て影響力もあるのに、周り... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月24日) : 「外国人が書くのが難しいと思うひらがな」その理由が面白い
バルセロナから(2017年11月24日) : 「外国人が書くのが難しいと思うひらがな」その理由が面白い 日本のTVクイズ番組を見ていたら「外国人が書くのが難しいと思うひらがなを9つ挙げよ」 というクイズが出されていた。 日本人の回答者が予想した回答は「を」とか「ゆ」だったが、これらは9位以内には... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月23日) : ガウディ広場に現れたウエディング姿の花嫁にほっこりする
バルセロナから(2017年11月23日) : ガウディ広場に現れたウエディング姿の花嫁にほっこりする いつものようにサグラダ・ファミリアをグルリと周ってガウディ広場に入る。すると、池の前から石段をゆっくりと降りて来るウエディングドレス姿が目に入ってきた。 紅葉に囲まれた池越しに屹立する聖家族教... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月22日) : ウクライナ民族衣装の少女も似合う国際都市バルセロナの街角
バルセロナから(2017年11月22日) : ウクライナ民族衣装の少女も似合う国際都市バルセロナの街角 バルセロナは国際都市である。 マドリードからバルセロナに移り住んだのは私のように極東の島国からひとり来た者も違和感なく迎えてくれると直感したからである。 この街には国際都市として異邦人が心地良く... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月21日) : スペインのサツマイモの焼き芋は炭火焼きだった
バルセロナから(2017年11月21日) : スペインのサツマイモの焼き芋は炭火焼きだった 今日は日本語授業の帰路に良い匂いに導かれるように屋台の前に足を止めた。 店先の鍋を覗くと中央の炭火を囲むようにスペインのサツマイモが良い加減に焼けていた。 スペインにも焼き芋の美味しい季節がやって来たのだ。... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月20日) : カタルーニャ伝統「人間の塔」フォトセレクション
バルセロナから(2017年11月20日) : カタルーニャ伝統「人間の塔」フォトセレクション
バルセロナから(2017年11月19日) : カタルーニャ伝統の「人間の塔」に理想の社会への強い意思を観る
バルセロナから(2017年11月19日) : カタルーニャ伝統の「人間の塔」に理想の社会への強い意思を観る カタルーニャ伝統の「人間の塔」を見に行った。 この情熱溢れる共同作業にはカタルーニャ人の理想的な社会への強い意思を感じる。老若男女すべてがそれぞれの役割を果たしながら相互に補い合い見事な調... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月18日) : 再びのマドリードでドン・キホーテ像を前にかつての同僚"ドンちゃん"を思い出す
バルセロナから(2017年11月18日) : 再びのマドリードでドン・キホーテ像を前にかつての同僚"ドンちゃん"を思い出す 1988年春にスペインに住み始め、最初の3ヶ月をマドリードの語学学校で、次の3ヶ月を北部海岸沿いの町サンタンデールで、そして続く3かヶ月を再びマドリードに戻りコンプルテンセ大... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月17日) : 地中海の波に忍び寄る冬を想うバルセロネータの浜辺をパノラマで撮る
バルセロナから(2017年11月17日) : 地中海の波に忍び寄る冬を想うバルセロネータの浜辺をパノラマで撮る 今日も日本語授業の前に地中海を見にバルセロネータの浜辺に寄ってみた。 晩秋の冷たい海風に吹かれながらも何かに誘われるように浜辺に並び連ねて膝を立てて座り込んで紺碧の地中海を見つめている人... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月16日):スペイン北部の避暑地サンタンデールでのフォトセレクション
バルセロナから(2017年11月16日):スペイン北部の避暑地サンタンデールでのフォトセレクション
バルセロナから(2017年11月15日) : スペイン北部の避暑地サンタンデールでの夢のような語学修行を想い起こす
バルセロナから(2017年11月15日) : スペイン北部の避暑地サンタンデールでの夢のような語学修行を想い起こす マドリードで最初のスペイン3ヶ月を過ごした後、7月からは40度を超える猛暑のマドリードを脱出した。スペイン北部の海岸沿いにあるサンタンデールの大学寮に入り夏期スペイン語講座に通うこ... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月14日) : スペインに江戸人情の世界を観た
バルセロナから(2017年11月14日) : スペインに江戸人情の世界を観た マドリードに住み始めた頃、スペインはまさに日本の江戸人情の世界だ、という印象を持った。 人情と言えば日本人の専売特許のように思う人がいるかも知れないが、当然ながら、どこの国にも人情はある。しかも、どの国の人も人情は自分... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月13日) : そしてスペインの魅力に夢中になっていった
バルセロナから(2017年11月13日) : そしてスペインの魅力に夢中になっていった なぜスペインなのか?と訊かれる。私がバブル絶頂期に日本を飛び出して行った先はスペインだった。その理由は何だったのだろう。 今から考えると、あの日本のバブル時代、カネにまみれて何か大きな渦に巻き込まれて流され... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月12日) : 最初のスペイン語習得奮闘時代を振り返る
バルセロナから(2017年11月12日) : 最初のスペイン語習得奮闘時代を振り返る スペインに語学修行に来る前は日本で早朝のスペイン語ラジオ講座を聞いていただけだった。マドリードの語学学校で初めてスペイン語を習ったことになる。 無謀だと言う知人もいた。だが、実際に現地に行って初めて使えるスペイ... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月11日) : 初めての「アロス・コン・レチェ」(冷やしミルクご飯)は冗談だと思った
バルセロナから(2017年11月11日) : 初めての「アロス・コン・レチェ」(冷やしミルクご飯)は冗談だと思った マドリードのホストファミリーではセニョーラが毎日いろいろな食事を作って我々下宿人を喜ばせてくれた。 ある日、セニョーラがデザートだと言って「冷やしミルクご飯」を出してくれた。アロス... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月10日) : マドリードのホストファミリー宅での私のたどたどしいスペイン語の挨拶に女主人が熱いコーヒーで迎えてくれた「あの日」の写真を見る
バルセロナから(2017年11月10日) : マドリードのホストファミリー宅での私のたどたどしいスペイン語の挨拶に女主人が熱いコーヒーで迎えてくれた「あの日」の写真を見る 1988年の春のある日、日本を飛び出しスペインのマドリードに到着した。 早朝に訪ねたホストファミリーのピソ(日本で言うマンショ... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月9日) : 29年前のマドリード到着日を思い出しながら晩秋の地中海とマリーナ橋の佇まいを眺める
バルセロナから(2017年11月9日) : 29年前のマドリード到着日を思い出しながら晩秋の地中海とマリーナ橋の佇まいを眺める 1988年春にマドリードへ飛び立った私はスペインに知り合いがいたわけではない。某公共放送のスペイン語テキストに載っていた広告を通じてホームステイを紹介してもらったのだ。 ... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月8日) : あのバブル絶頂期に日本を出て、いま池のダイヤモンド・サグラダファミリアを前に想う
バルセロナから(2017年11月8日) : あのバブル絶頂期に日本を出て、いま池のダイヤモンド・サグラダファミリアを前に想う バブルを懐かしむ懲りない人たちが結構いる。私は日本のバブル経済が絶頂期の最なかに日本を出た。1988年の春だった。まだ若造だった私にも、日本はおかしな方向に進んでいるな、... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月7日) : 焼き栗やサツマイモの山にスペインの晩秋を見つけたり
バルセロナから(2017年11月7日) : 焼き栗やサツマイモの山にスペインの晩秋を見つけたり 11月に入りバルセロナでも遊歩道では焼き栗が売られ八百屋ではスペインのサツマイモ(「ボニアトBoniato」と呼ばれ中は鮮やかなオレンジ色)が山積みされていて、香ばしい匂いが秋の深まりを実感させる。
バルセロナから(2017年11月6日) : 久しぶりに小粋な旧市街通りのオジサン人形の顔を見に行った
バルセロナから(2017年11月6日) : 久しぶりに小粋な旧市街通りのオジサン人形の顔を見に行った 日本語初級クラスの授業を終え、帰路に久しぶりに旧市街の小粋な通りを歩く。 あのオジサン出ているかな。 いた、いた。観光客が一緒に写真を撮りたがる人気者だ。元気 ?と声を掛けようと急ぎ足で近寄って行... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月5日) : 日本のマスメディアの暴走を止めるのは誰なのだろうと想いながらコロンブス像を仰ぎ見る
バルセロナから(2017年11月5日) : 日本のマスメディアの暴走を止めるのは誰なのだろうと想いながらコロンブス像を仰ぎ見る かつて日本の高校生たちにイジメについて話した際「イジメ問題を解くカギは実は虐める側や虐められる側というよりも、それを見ている人たちにある」と言ったことがある。 何故この... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月4日) : カタルーニャのお菓子パネレッツのラインナップに和菓子を思い出す
バルセロナから(2017年11月4日) : カタルーニャのお菓子パネレッツのラインナップに和菓子を思い出す 諸聖人の日は過ぎたはずだがパン屋やスィーツ店ではまだカタルーニャの伝統菓子パナレッツ(Panallets パナジェッツ )が主役だ。松の実やアーモンド味を中心にチョコレートも活躍して彩りを加... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月3日) : 日本社会の成熟度に想いを巡らせ旧市街の壁の落書きにあったカタルーニャ独立問題の「残念!」に立ち止まる
バルセロナから(2017年11月3日) : 日本社会の成熟度に想いを巡らせ旧市街の壁の落書きにあったカタルーニャ独立問題の「残念!」に立ち止まる 日本の男女格差ランキングは144カ国中114位。 日本社会は近代国家としてまだまだ成熟していない。国際的な機関が発表する国家としての世界ランキングにそ... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月2日) : カタルーニャ伝統のお菓子パネレッツの甘い香り漂う小径を歩く
バルセロナから(2017年11月2日) : カタルーニャ伝統のお菓子パネレッツの甘い香り漂う小径を歩く 諸聖人の日(Todo los Santos 11月1日)前後にはカタルーニャ伝統のお菓子パネレッツがあちこちで見られる。 今日の散歩で寄った小径でもその甘い香ばしさ漂うスイーツ店の店先にはパ... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月1日) : 晩秋の池に揺れる「逆さサグラダ・ファミリア」を見つめながら日本のジャーナリズムを憂う
バルセロナから(2017年11月1日) : 晩秋の池に揺れる「逆さサグラダ・ファミリア」を見つめながら日本のジャーナリズムを憂う 日本からのニュースでは衆院総選挙狂奏曲も終わり、一斉に猟奇じみた殺人事件を扱っている。こうした異常な事件が起きると、日本のマスコミは必ずと言っていいほど犯罪者の人柄の評... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月31日) : ランブラス通りの人間銅像を見ながらカタルーニャの平和を愉しむ
バルセロナから(2017年10月31日) : ランブラス通りの人間銅像を見ながらカタルーニャの平和を愉しむ カタルーニャのスペインからの独立問題が世界を駆け抜けている。 日本語クラスの授業を終えランブラス通りをバルセロナ港側からコロンブス塔を後にしてカタルーニャ広場方向に歩を進める。 そこで... 続きをみる