日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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バルセロナから(2018年5月19日) : 書を嗜み折り紙を愉しみ日本食を味わう

バルセロナから(2018年5月19日) : 書を嗜み折り紙を愉しみ日本食を味わう 今日の集まりでは日本語の導入を一通り終えたあと、折り紙を愉しみ、書の歓びを経験してもらった。 日本文化がヨーロッパの人々に単に神秘的な魅力で重宝がられる時代はもう終わるだろう。 これからは日本文化がいかに普遍的な価値を以て文明の行き詰まりを打破して行く真の力を発揮できるか、の時代になって行くだろう。 そのための文化…

バルセロナから(2018年5月18日) : 店先を華やかに彩るネクタリン(椿桃)の実

バルセロナから(2018年5月18日) : 店先を華やかに彩るネクタリン(椿桃)の実 今日も散歩の途中で、八百屋の店先に並べられた果物の甘い薫りに魅せられる。 その赤い実の品名はネクタリーナ(Nectarina)とある。日本では「ネクタリン」あるいは和名の「ズバイモモ」として知られているようだ。「椿桃」とも言う。味は甘いがかなり酸っぱいらしい。 要するにモモの仲間で、別名として油桃(ゆとう)とも…

バルセロナから(2018年5月17日) : 「漢字」で盛り上がる言語交換の夕べ

バルセロナから(2018年5月17日) : 「漢字」で盛り上がる言語交換の夕べ 言語交換の集まりで話題になったのは「漢字」の話。 この集まりには日本語学習者と共に中国語学習者も来る。そこで漢字の話が出る。 そのうち、中国語の「ツァイチェン」(再见)と日本語の「再見」の意味の違いに話が及ぶと大いに盛り上がり、ペンと紙を持ち出して来て、あるスペイン人などは夢中になって漢字を書き出す。 日本語の「手紙…

バルセロナから(2018年5月16日) : 廃ビルのウォールアートで気球に乗る

バルセロナから(2018年5月16日) : 廃ビルのウォールアートで気球に乗る 以前住んでいた区域にある市場を覗いてみた。このサン・アントニ市場はバルセロナでも最も知られた庶民的な市場である。 現在は仮店舗で営業しているが来週から改修された建物に移るそうだ。衣類や食物を中心に市民が日常的に買い物をして親しまれている。 今日は市場が目的だったが、近くにある廃ビルのウォールアートもすっかり名物になっ…

バルセロナから(2018年5月15日) : 池越しのサグラダ・ファミリア

バルセロナから(2018年5月15日) : 池越しのサグラダ・ファミリア 5月も半ばになり、ガウディ広場の池も底が見えるような水かさになっていた。 その池越しに観るサグラダ・ファミリアは、皐月(さつき)晴れのもと、美しい輪郭を描いて輝いていた。 ここから観える「生誕のファサード」はイエス生誕のストーリーを表現した彫刻群も自己主張することなく、希代の建築家ガウディの大きな夢が、光に包まれた教会の輪…

バルセロナから(2018年5月14日) : スペインの枇杷(びわ)の実

バルセロナから(2018年5月14日) : スペインの枇杷(びわ)の実 幾つかの用事を終えて家路に就く。近くの八百屋の店先が色鮮やかな果物たちのシンフォニーを奏でていた。 その中で小粒のオレンジ色の実がいかにも素朴な魅力を振り撒いていた。 その果物の名前はニスペロ(Nispero)。日本の枇杷(ビワ)の一種である。日本ではセイヨウカリンと紹介されているらしい。 私が日本を出てから、新しい果物や野…

バルセロナから(2018年5月13日) : ムンクの騙し鏡

バルセロナから(2018年5月13日) : ムンクの騙し鏡 散歩の途中で厶ンクの「叫び」のような絵が目に入ったので近づいてみた。そこには騙し鏡があって、鏡に映った人の姿がちょうどムンクの絵のように縦に歪んで見える。 私も縦に歪んだ自分をスマホで映してみたが、思ったほどムンクの世界にはならなかった。 木の陰には「カフカ」の名前も書いてあって、ヨーロッパ人の「不条理」への関心の強さを感じた。

‌バルセロナから(2018年5月12日) : 日本語と書道の集い

‌ バルセロナから(2018年5月12日) : 日本語と書道の集い 今日の「日本語と書道の集い」( Reunión de idioma japonés y calugrafía)では日本語導入で始まり参加者の日本語名の筆写で終えた。 日本語導入では挨拶の言葉の語源について大いに関心を持ったようで、おはよう、こんにちは、などの元々の意味の説明に手を打って合点していた。 ローマ字が出来た経緯やヘボン…

バルセロナから(2018年5月11日) : マリリン・モンロー、ランブラス通りに現る!

バルセロナから(2018年5月11日) : マリリン・モンロー、ランブラス通りに現る! 日本語クラスの授業を終えてランブラス通りをそぞろ歩いていると、数人が足を止めてビルの上方を見上げていた。 私も思わずそちらの方に目を遣ると、ピンクの日傘に金髪、それに白いドレスの女性がポーズをとっている。 マリリン・モンロー現る! もちろん、そんな筈はない。劇場の宣伝のためのコスプレだったが、ひととき、艷やか…

バルセロナから(2018年5月10日) : 近くの公園の花に見入る

バルセロナから(2018年5月10日) : 近くの公園の花に見入る 野暮な私には花の名前など分からないが、道端に咲く花に時折見入ることがある。 今日は近くの公園にふらりと出かけ、園内の銅像やらレリーフやらの展示物をじっくり見て、その周り植えられた草花の姿を愉しんだ。 平日の午後とあって、園内を散策する人も少なく、子供たちの遊びで転がって来たボールを、よっしゃ、とばかり蹴り返してやる。 心の赴くま…

バルセロナから(2018年5月9日) : バルセロナ港に架かるマリーナ橋を渡る

バルセロナから(2018年5月9日) : バルセロナ港に架かるマリーナ橋を渡る 朝方に小雨が降り昼過ぎには晴れ上がる、という日が続く。 ちょうど雨が上がった昼下がり、カタルーニャ広場前からランブラス通りを下り、コロンブスの塔の台座の横を半回りすると、地中海の薫り漂うバルセロナ港に行き着く。 そのまま歩を進めると、弓なりのフォルムも粋なマリーナ橋が待っている。その上を歩けば板敷きのギーギーという音…

‌バルセロナから(2018年5月8日) : スペイン村を訪ねる

‌バルセロナから(2018年5月8日) : スペイン村を訪ねる 何年か振りに「スペイン村」を訪れた。 スペイン広場からモンジュイックの丘の裾の道をとぐろを巻くように上って行く。 ほどなく左手に巨大人形が2体立つ門が現れた。スペイン村の入口である。 この「村」はスペイン中の主な見どころを多少縮小サイズで一箇所に再現したもので、数時間でスペイン一周の旅をした気分になれる実にファンタスティックな場所な…

バルセロナから(2018年5月6日) : モンジュイックの丘からバルセロナ市を展望す

バルセロナから(2018年5月6日) : モンジュイックの丘からバルセロナ市を展望す 今日はモンジュイックの丘への散歩。 前回のバルセロナ滞在十数年のうちコルテ・イングレス・マラソン12km走に計11回走ったが、そのトレーニング場所として、よくモンジュイックの丘への石段を駆けたものだった。 そして最後の11回目の12km走で目標の1時間切りを達成し、大満足で一度目のバルセロナ生活を締め括った。 …

バルセロナから(2018年5月5日) : イチローの生き様

バルセロナから(2018年5月5日) : イチローの生き様 イチローがメジャーリーグの現所属チームと生涯契約を結んだ。その記者会見をTVニュースで見て、心を深く揺り動かされた。 1つの道を究めようと探って来た男の生き様が、見ていて心地良い。 今季は選手として出場がなくても、来季のために今までと変わらずトレーニングを欠かさない。 アジア人としての人種差別も受けただろう。そうしたことをおくびにも出さ…

‌バルセロナから(2018年5月4日) : 廃屋のウォールアート

‌バルセロナから(2018年5月4日) : 廃屋のウォールアート 旧市街の路地を気ままに歩いていると、思いも掛けない風景に出逢うことがある。 いわゆるウォールアートと呼ばれる壁を利用したアートも楽しみのひとつである。 とりわけ、壁が剥き出しになった廃屋に描かれたファンタスティックなアートは通り過ぎようとする者を引き留め、その前に、暫し佇ませる。 無造作に見える荒れ地や雑草との饗宴もアーチストによ…

バルセロナから(2018年5月3日) : もうひと仕事

バルセロナから(2018年5月3日) : もうひと仕事 人生の第三コーナーを周って、あとは好きな旅をして暮らそうと思っていたが、周りに持ち上げられて何やら、もうひと仕事、という声が私の中から聞こえて来た、ように感じた。 というわけで、自著の英語版をコツコツと準備している。 すると、私の内なる声は意を強くしたか、また呟くように私をけしかける。-まだやらねばならぬ仕事が残っているだろう- 不思議なも…

バルセロナから(2018年5月2日) : 日本人にもお馴染みの「海の幸」入りパエジャ

バルセロナから(2018年5月2日) : 日本人にもお馴染みの「海の幸」入りパエジャ 日本人のパエジャ(バエリャ)のイメージはエビや貝などの海産物入りだろう。本場バレンシアでは「山の幸」入りのものが本来のパエジャとされている、と言う。 まあ、日本からの訪問者には日本人の抱いているパエジャのイメージ通りの「海の幸」が豊富に入っているものを食べてもらったほうがいいだろう。 エビや貝がご飯の上に踊るよ…

バルセロナから(2018年5月1日) : モンジュイックの丘に聳え立つカタルーニャ美術館

バルセロナから(2018年5月1日) : モンジュイックの丘に聳え立つカタルーニャ美術館 スペイン広場から少し歩き石段を上ってモンジュイックの丘へ。石段を上り切ると鳳凰を思わせる見事な建築物が眼下のバルセロナ市内を睥睨している。 この建物はカタルーニャ美術館で、歴史的に希少価値のある見事なカタルーニャ美術品が展示されている。 ここに辿り着くまでの風景の仕掛けも見応えがあり、大きな滝状の水垂れがあ…

バルセロナから(2018年4月30日) : バルセロナの「凱旋門」をくぐる

バルセロナから(2018年4月30日) : バルセロナの「凱旋門」をくぐる パリだけでなくバルセロナにも凱旋門がある。 バルセロナの長距離バスを利用する人にはお馴染みの北バスターミナル。その近くに聳える大きな立派な門は、 「アルコ・デ・トリウンフォ」(Arco de Triunfo 勝利のアーチ)と呼ばれる。つまり「凱旋門」である。 1888年のバルセロナ万国博覧会の際に建てられた由緒のある門で…

バルセロナから(2018年4月29日) : スペインでお茶漬けを頂く

バルセロナから(2018年4月29日) : スペインでお茶漬けを頂く 今日は知人が日本からのお土産「お茶漬け」と「わさび漬け」を持参して土産話も混じえてさっそく美味しく頂いた。 日本でも滅多に食しないので、新鮮な食感と胃に優しい日本伝統の流動食?の味を存分に愉しんだ。 まことに美味しゅうございました。