日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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バルセロナから(2018年6月22日) : 在バルセロナ総領事との談話

バルセロナから(2018年6月22日) : 在バルセロナ総領事との談話


今日は在バルセロナ総領事とひととき談話した。


私の英語版著書のカバーコメントについてのお願いに上がったのだが、限られた時間に様々な話が出た。


私はこれまでのバルセロナ滞在中に歴代の総領事に懇意にして頂いた。お陰で自然と総領事にも率直な話をすることが多い。


もう15年ほど前になると思うが、当時の総領事に、「目安箱」つまり来館者の意見を投書してもらい総領事館としての接客やサービスの向上に役立てることを目的とした「意見箱」、の設置を勧めたことがある。


私の進言はすぐに取り入れられ、今日の訪館でも変わらず受け継がれていることが確認できた。


勧めた本人としては嬉しい事実だが、必ずしも来館者への対応が満足行くものではない旨の話も相変わらず耳にする。


領事館職員が日本国の施政の一旦を担っているという自負を持つのは良いが、それが下々の者にサービスを施してやっている、という勘違いになっては元も子もない。


来館者の評判も含めて私の要望もそれとなく伝えておいたつもりである。


ともあれ、バルセロナにいる日本人や日本に関係する人々にとって時には命綱にもなる場所である。


バルセロナという地域に根ざした愛される総領事館であってほしい、というのが私の願いである。


写真は、カタルーニャ伝統のパン「コカ」の代表的なものである。サン・フアンの祭りには欠かせない味を、今夜は前夜祭と銘打って腹に収めた。

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