バルセロナから(2017年12月2日) : 冬の夜の世界遺産サン・パウ病院のパノラマ写真
バルセロナから(2017年12月2日) : 冬の夜の世界遺産サン・パウ病院のパノラマ写真 今日の散歩は日が沈んでからになった。ガウディ通りを上って行くと、向こうから世界遺産サン・パウ病院(ガウディのライバル建築家リュイス・ドメネク設計)が両翼を広げて待ち受けてくれた。 すっかり日が落ちて、モダニ... 続きをみる
バルセロナから(2017年12月2日) : 冬の夜の世界遺産サン・パウ病院のパノラマ写真
バルセロナから(2017年12月2日) : 冬の夜の世界遺産サン・パウ病院のパノラマ写真 今日の散歩は日が沈んでからになった。ガウディ通りを上って行くと、向こうから世界遺産サン・パウ病院(ガウディのライバル建築家リュイス・ドメネク設計)が両翼を広げて待ち受けてくれた。 すっかり日が落ちて、モダニ... 続きをみる
バルセロナから(2017年12月1日) : 紅い光に照らし出された妖しげなカサ・バトリョを冬の夜空の中で見上げる
バルセロナから(2017年12月1日) : 紅い光に照らし出された妖しげなカサ・バトリョを冬の夜空の中で見上げる 今日から12月。バルセロナは暦の上でも冬に突入した。 ここ数日けっこう冷え込んできていたが、久しぶりにパセオ・デ・グラシア(優雅な散歩道)に夜のカサ・バトリョ(アントニ・ガウディ作。世... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月30日) : スペインのクリスマスリースは美味しそうな王冠だった
バルセロナから(2017年11月30日) : スペインのクリスマスリースは美味しそうな王冠だった サグラダ・ファミリア広場を囲むように並んでいるクリスマス飾りの出店を覗き歩き愉しんだ。 日本でも知られるようになったクリスマス飾りの一つであるクリスマスリースはスペイン語でコロナ・デ・ナビダー(C... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月29日) : 「城壁と聖人の町」アビラで千両役者の野良猫と戯れる
バルセロナから(2017年11月29日) : 「城壁と聖人の町」アビラで千両役者の野良猫と戯れる マドリードを少し南下すれば古都トレドだが、同様にマドリードから西方に90km足らずで「城壁と聖人の町」アビラを楽しめる。 マドリードに語学修行に来た1988年に私はこのヨーロッパ中世の面影漂う町に小... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月28日) : 初冬の西陽へ向かいながら故ネット知人と の繋がりを想う
バルセロナから(2017年11月28日) : 初冬の西陽へ向かいながら故ネット知人と の繋がりを想う 長年放っておいたフェィスブックの繋がりを見直そうと思った。繋がりの中にはすでに故人となった人もいるし。 だが、ふと考えた。本人はいなくなっても、その家族が故人との繋がりを引き継いでいるかも知れない... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月27日) : 額縁から抜け出たような古都トレドの絶景に感嘆する
バルセロナから(2017年11月27日) : 額縁から抜け出たような古都トレドの絶景に感嘆する 1988年にマドリードに居た私は、時間を見つけては近隣の見どころへ小さな旅をした。 トレドもその一つであった。 「スペインに1日しか居られないなら迷わずトレドへ行け」と言われる。それほど美しい街であり、... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月26日) : 1988年マドリード フォトセレクション
バルセロナから(2017年11月26日) : 1988年マドリード フォトセレクション マドリードに住み始めた年の写真10枚をセレクトした。この頃はピカソの『ゲルニカ』も写真撮影オーケーだった。
バルセロナから(2017年11月25日) : 「を」が「ウォ」と先祖返りする歴史的転換期なのか
バルセロナから(2017年11月25日) : 「を」が「ウォ」と先祖返りする歴史的転換期なのか 俳句のTV番組を楽しみに見ている。 ところが、その番組で添削や講評をしている先生が「を」を明らかに「ウォ」と発音している。日本語について専門家と言っていい立場で、しかもテレビに出て影響力もあるのに、周り... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月24日) : 「外国人が書くのが難しいと思うひらがな」その理由が面白い
バルセロナから(2017年11月24日) : 「外国人が書くのが難しいと思うひらがな」その理由が面白い 日本のTVクイズ番組を見ていたら「外国人が書くのが難しいと思うひらがなを9つ挙げよ」 というクイズが出されていた。 日本人の回答者が予想した回答は「を」とか「ゆ」だったが、これらは9位以内には... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月23日) : ガウディ広場に現れたウエディング姿の花嫁にほっこりする
バルセロナから(2017年11月23日) : ガウディ広場に現れたウエディング姿の花嫁にほっこりする いつものようにサグラダ・ファミリアをグルリと周ってガウディ広場に入る。すると、池の前から石段をゆっくりと降りて来るウエディングドレス姿が目に入ってきた。 紅葉に囲まれた池越しに屹立する聖家族教... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月22日) : ウクライナ民族衣装の少女も似合う国際都市バルセロナの街角
バルセロナから(2017年11月22日) : ウクライナ民族衣装の少女も似合う国際都市バルセロナの街角 バルセロナは国際都市である。 マドリードからバルセロナに移り住んだのは私のように極東の島国からひとり来た者も違和感なく迎えてくれると直感したからである。 この街には国際都市として異邦人が心地良く... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月21日) : スペインのサツマイモの焼き芋は炭火焼きだった
バルセロナから(2017年11月21日) : スペインのサツマイモの焼き芋は炭火焼きだった 今日は日本語授業の帰路に良い匂いに導かれるように屋台の前に足を止めた。 店先の鍋を覗くと中央の炭火を囲むようにスペインのサツマイモが良い加減に焼けていた。 スペインにも焼き芋の美味しい季節がやって来たのだ。... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月20日) : カタルーニャ伝統「人間の塔」フォトセレクション
バルセロナから(2017年11月20日) : カタルーニャ伝統「人間の塔」フォトセレクション
バルセロナから(2017年11月19日) : カタルーニャ伝統の「人間の塔」に理想の社会への強い意思を観る
バルセロナから(2017年11月19日) : カタルーニャ伝統の「人間の塔」に理想の社会への強い意思を観る カタルーニャ伝統の「人間の塔」を見に行った。 この情熱溢れる共同作業にはカタルーニャ人の理想的な社会への強い意思を感じる。老若男女すべてがそれぞれの役割を果たしながら相互に補い合い見事な調... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月18日) : 再びのマドリードでドン・キホーテ像を前にかつての同僚"ドンちゃん"を思い出す
バルセロナから(2017年11月18日) : 再びのマドリードでドン・キホーテ像を前にかつての同僚"ドンちゃん"を思い出す 1988年春にスペインに住み始め、最初の3ヶ月をマドリードの語学学校で、次の3ヶ月を北部海岸沿いの町サンタンデールで、そして続く3かヶ月を再びマドリードに戻りコンプルテンセ大... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月17日) : 地中海の波に忍び寄る冬を想うバルセロネータの浜辺をパノラマで撮る
バルセロナから(2017年11月17日) : 地中海の波に忍び寄る冬を想うバルセロネータの浜辺をパノラマで撮る 今日も日本語授業の前に地中海を見にバルセロネータの浜辺に寄ってみた。 晩秋の冷たい海風に吹かれながらも何かに誘われるように浜辺に並び連ねて膝を立てて座り込んで紺碧の地中海を見つめている人... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月16日):スペイン北部の避暑地サンタンデールでのフォトセレクション
バルセロナから(2017年11月16日):スペイン北部の避暑地サンタンデールでのフォトセレクション
バルセロナから(2017年11月15日) : スペイン北部の避暑地サンタンデールでの夢のような語学修行を想い起こす
バルセロナから(2017年11月15日) : スペイン北部の避暑地サンタンデールでの夢のような語学修行を想い起こす マドリードで最初のスペイン3ヶ月を過ごした後、7月からは40度を超える猛暑のマドリードを脱出した。スペイン北部の海岸沿いにあるサンタンデールの大学寮に入り夏期スペイン語講座に通うこ... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月14日) : スペインに江戸人情の世界を観た
バルセロナから(2017年11月14日) : スペインに江戸人情の世界を観た マドリードに住み始めた頃、スペインはまさに日本の江戸人情の世界だ、という印象を持った。 人情と言えば日本人の専売特許のように思う人がいるかも知れないが、当然ながら、どこの国にも人情はある。しかも、どの国の人も人情は自分... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月13日) : そしてスペインの魅力に夢中になっていった
バルセロナから(2017年11月13日) : そしてスペインの魅力に夢中になっていった なぜスペインなのか?と訊かれる。私がバブル絶頂期に日本を飛び出して行った先はスペインだった。その理由は何だったのだろう。 今から考えると、あの日本のバブル時代、カネにまみれて何か大きな渦に巻き込まれて流され... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月12日) : 最初のスペイン語習得奮闘時代を振り返る
バルセロナから(2017年11月12日) : 最初のスペイン語習得奮闘時代を振り返る スペインに語学修行に来る前は日本で早朝のスペイン語ラジオ講座を聞いていただけだった。マドリードの語学学校で初めてスペイン語を習ったことになる。 無謀だと言う知人もいた。だが、実際に現地に行って初めて使えるスペイ... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月11日) : 初めての「アロス・コン・レチェ」(冷やしミルクご飯)は冗談だと思った
バルセロナから(2017年11月11日) : 初めての「アロス・コン・レチェ」(冷やしミルクご飯)は冗談だと思った マドリードのホストファミリーではセニョーラが毎日いろいろな食事を作って我々下宿人を喜ばせてくれた。 ある日、セニョーラがデザートだと言って「冷やしミルクご飯」を出してくれた。アロス... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月10日) : マドリードのホストファミリー宅での私のたどたどしいスペイン語の挨拶に女主人が熱いコーヒーで迎えてくれた「あの日」の写真を見る
バルセロナから(2017年11月10日) : マドリードのホストファミリー宅での私のたどたどしいスペイン語の挨拶に女主人が熱いコーヒーで迎えてくれた「あの日」の写真を見る 1988年の春のある日、日本を飛び出しスペインのマドリードに到着した。 早朝に訪ねたホストファミリーのピソ(日本で言うマンショ... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月9日) : 29年前のマドリード到着日を思い出しながら晩秋の地中海とマリーナ橋の佇まいを眺める
バルセロナから(2017年11月9日) : 29年前のマドリード到着日を思い出しながら晩秋の地中海とマリーナ橋の佇まいを眺める 1988年春にマドリードへ飛び立った私はスペインに知り合いがいたわけではない。某公共放送のスペイン語テキストに載っていた広告を通じてホームステイを紹介してもらったのだ。 ... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月8日) : あのバブル絶頂期に日本を出て、いま池のダイヤモンド・サグラダファミリアを前に想う
バルセロナから(2017年11月8日) : あのバブル絶頂期に日本を出て、いま池のダイヤモンド・サグラダファミリアを前に想う バブルを懐かしむ懲りない人たちが結構いる。私は日本のバブル経済が絶頂期の最なかに日本を出た。1988年の春だった。まだ若造だった私にも、日本はおかしな方向に進んでいるな、... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月7日) : 焼き栗やサツマイモの山にスペインの晩秋を見つけたり
バルセロナから(2017年11月7日) : 焼き栗やサツマイモの山にスペインの晩秋を見つけたり 11月に入りバルセロナでも遊歩道では焼き栗が売られ八百屋ではスペインのサツマイモ(「ボニアトBoniato」と呼ばれ中は鮮やかなオレンジ色)が山積みされていて、香ばしい匂いが秋の深まりを実感させる。
バルセロナから(2017年11月6日) : 久しぶりに小粋な旧市街通りのオジサン人形の顔を見に行った
バルセロナから(2017年11月6日) : 久しぶりに小粋な旧市街通りのオジサン人形の顔を見に行った 日本語初級クラスの授業を終え、帰路に久しぶりに旧市街の小粋な通りを歩く。 あのオジサン出ているかな。 いた、いた。観光客が一緒に写真を撮りたがる人気者だ。元気 ?と声を掛けようと急ぎ足で近寄って行... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月5日) : 日本のマスメディアの暴走を止めるのは誰なのだろうと想いながらコロンブス像を仰ぎ見る
バルセロナから(2017年11月5日) : 日本のマスメディアの暴走を止めるのは誰なのだろうと想いながらコロンブス像を仰ぎ見る かつて日本の高校生たちにイジメについて話した際「イジメ問題を解くカギは実は虐める側や虐められる側というよりも、それを見ている人たちにある」と言ったことがある。 何故この... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月4日) : カタルーニャのお菓子パネレッツのラインナップに和菓子を思い出す
バルセロナから(2017年11月4日) : カタルーニャのお菓子パネレッツのラインナップに和菓子を思い出す 諸聖人の日は過ぎたはずだがパン屋やスィーツ店ではまだカタルーニャの伝統菓子パナレッツ(Panallets パナジェッツ )が主役だ。松の実やアーモンド味を中心にチョコレートも活躍して彩りを加... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月3日) : 日本社会の成熟度に想いを巡らせ旧市街の壁の落書きにあったカタルーニャ独立問題の「残念!」に立ち止まる
バルセロナから(2017年11月3日) : 日本社会の成熟度に想いを巡らせ旧市街の壁の落書きにあったカタルーニャ独立問題の「残念!」に立ち止まる 日本の男女格差ランキングは144カ国中114位。 日本社会は近代国家としてまだまだ成熟していない。国際的な機関が発表する国家としての世界ランキングにそ... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月2日) : カタルーニャ伝統のお菓子パネレッツの甘い香り漂う小径を歩く
バルセロナから(2017年11月2日) : カタルーニャ伝統のお菓子パネレッツの甘い香り漂う小径を歩く 諸聖人の日(Todo los Santos 11月1日)前後にはカタルーニャ伝統のお菓子パネレッツがあちこちで見られる。 今日の散歩で寄った小径でもその甘い香ばしさ漂うスイーツ店の店先にはパ... 続きをみる
バルセロナから(2017年11月1日) : 晩秋の池に揺れる「逆さサグラダ・ファミリア」を見つめながら日本のジャーナリズムを憂う
バルセロナから(2017年11月1日) : 晩秋の池に揺れる「逆さサグラダ・ファミリア」を見つめながら日本のジャーナリズムを憂う 日本からのニュースでは衆院総選挙狂奏曲も終わり、一斉に猟奇じみた殺人事件を扱っている。こうした異常な事件が起きると、日本のマスコミは必ずと言っていいほど犯罪者の人柄の評... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月31日) : ランブラス通りの人間銅像を見ながらカタルーニャの平和を愉しむ
バルセロナから(2017年10月31日) : ランブラス通りの人間銅像を見ながらカタルーニャの平和を愉しむ カタルーニャのスペインからの独立問題が世界を駆け抜けている。 日本語クラスの授業を終えランブラス通りをバルセロナ港側からコロンブス塔を後にしてカタルーニャ広場方向に歩を進める。 そこで... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月30日) : カタルーニャが独立したがる理由は「お金」?
バルセロナから(2017年10月30日) : カタルーニャが独立したがる理由は「お金」? カタルーニャ州のスペインからの独立問題が日本でもニュースになっている。 ◯◯屋という情報番組?でカタルーニャが紹介されていた。カタルーニャのバエリャはコメではなくパスタ、とか…コメが普通なんだけど。 興味... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月29日) : 反省のない日本のマスコミとコメンテーターたちを憂えながら紅葉をまとうサグラダ・ファミリアに見入る
バルセロナから(2017年10月29日) : 反省のない日本のマスコミとコメンテーターたちを憂えながら紅葉をまとうサグラダ・ファミリアに見入る 。 日本のマスコミはお粗末だなあ。 外から見ると日本の弱点がよく分かる。よく指摘されることだが「日本のジャーナリズムの未熟性」はその分かりやすい点の1つ... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月28日) : 日本語クラス、ふいに授業の神様が降臨した !
バルセロナから(2017年10月28日) : 日本語クラス、ふいに授業の神様が降臨した ! ついに授業の神様が降臨か。この感覚は久しぶりだなあ。日本語2級のクラスでいつものように学生に問題集を解かせ、誤答の場合に再度考えさせる。 その際に私が学生に与えるヒントが今日はことごとく満足のいくものだった... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月27日) : カタルーニャ州議会がスぺインからの独立を宣言した日にスペインとカタルーニャの旗が並んで出されているベランダを仰ぎ見る
バルセロナから(2017年10月27日) : カタルーニャ州議会がスぺインからの独立を宣言した日にスペインとカタルーニャの旗が並んで出されているベランダを仰ぎ見る 今日はカタルーニャ州議会がスぺインからの独立を宣言した歴史的な日であった。 スぺイン政府はこれを認めていないので、どちらにせよ紆余曲折... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月26日) : 秋の陽気に誘われてレイアール広場の噴水に憩う
バルセロナから(2017年10月26日) : 秋の陽気に誘われてレイアール広場の噴水に憩う 授業を終え、旧市街からカタルーニャ広場方面へ抜ける小径を今日はいつもより早く左に入ってみる。 すると小径の向こうから明るくなって来て、更に歩を進めるとアーケードが額ぶちのようになって夏の日射しかと見紛うほど... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月25日) : 日本人とは何かと考えながらボケリア広場の水飲み場に佇む
バルセロナから(2017年10月25日) : 日本人とは何かと考えながらボケリア広場の水飲み場に佇む 先日は今回の衆院総選挙における都知事への魔女狩りを煽る日本のマスコミの未熟性について触れたが、今日の散歩では一方の煽られる大衆について考えていた。日本人とは何だろうか、というテーマは思考が趣味の私... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月24日) : ビスべ通りのアーケードの下を抜けて憂愁漂う中世ヨーロッパに迷い込む
バルセロナから(2017年10月24日) : ビスべ通りのアーケードの下を抜けて憂愁漂う中世ヨーロッパに迷い込む 日本語クラスの授業を終え、カテドラル裏のビスべ通りを歩く。 30年前に初めてバルセロナを訪れたとき以来の私のお気に入りの場所である。 洒落たアーケードの下の小径を通り抜けると、中世ヨー... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月23日) : サグラダ・ファミリアを掌に載せながら日本のジャーナリズムを想う
バルセロナから(2017年10月23日) : サグラダ・ファミリアを掌に載せながら日本のジャーナリズムを想う 日本の報道はこれでいいのかなあ。 大山鳴動した日本の衆院総選挙も終わってみれば、現政権の安定という選択に落ち着いた感がある。この総選挙関連の報道を見ていて、日本の報道の在り方にやはり首を傾... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月22日) : カタツムリとキヌアのカタルーニャ料理の匂いに導かれる
バルセロナから(2017年10月22日) : カタツムリとキヌアのカタルーニャ料理の匂いに導かれる 10月のバルセロナはあちこちで地域フェリアが楽しめる。とくに広場や散歩道では青空レストランが開店し、私のような好奇心旺盛な散歩者の食指を誘う。 ガウディ通りのテントを覗くと、野菜とキヌアを炒めたもの... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月21日) : コロンブスの塔を見上げながら「良い日本語テキスト」との出逢いを想う
バルセロナから(2017年10月21日) : コロンブスの塔を見上げながら「良い日本語テキスト」との出逢いを想う これはなかなか良い、と思える日本語問題集に出逢えたかな…授業を終え、ランブラス通りの港寄りの端に聳えるコロンブスの塔を見上げながら、そう考えていた。 2級のクラスで使っているテキスト... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月20日) : カテドラル広場の特産ワインフェリアを漫歩する
バルセロナから(2017年10月20日) : カテドラル広場の特産ワインフェリアを漫歩する 日本語の授業を2クラス終え、久しぶりにカテドラル広場へ足を運ぶ。 折しもカタルーニャ各地のワインを初め特産物のフェリアを開催していた。 カタルーニャは今スペインからの独立宣言を巡ってスベイン中央政府から自治... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月19日) : パン屋で見かけたケーキは、おお、ホウレン草トルティージャか!
バルセロナから(2017年10月19日) : パン屋で見かけたケーキは、おお、ホウレン草トルティージャか! けっこう激しい雨になってきたパン屋の店先に並んでいたコカや調理パンに混じって、おやっ、ケーキかな、とよく見たら、どうも、ちょっとお洒落をしたトルティージャらしい。 トルティージャと言えばメ... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月18日) : 夏を惜しむ地中海の風に吹かれて
バルセロナから(2017年10月18日) : 夏を惜しむ地中海の風に吹かれて 日本語クラスの授業前にバルセロネタの浜辺に降り立ってみた。 砂浜には眩い光に満ちた夏を惜しむように地元の人々が秋の気配を漂わせた陽を浴びていた。 碧い地中海と薄く白濁を塗ったような空の境界線に目を遣ると真っ白な帆がひとつ... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月17日) : 魔女?が主役のスベインのハロウィンとメキシコの死者の日が近づき日本の「魔女狩り」に想いを致す
バルセロナから(2017年10月17日) : 魔女?が主役のスベインのハロウィンとメキシコの死者の日が近づき日本の「魔女狩り」に想いを致す 地元のフェリアで見たガイコツ、いや、よく見ると魔女のようにも見える。店先に魔女を飾るのはハロウインが近いことも関係あるのだろう。魔女の上に吊るされていたり前に... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月16日) : 地域のフェリアにてパエリヤの大鍋の湯気に誘われる
バルセロナから(2017年10月16日) : 地域のフェリアにてパエリヤの大鍋の湯気に誘われる いつものようにサグラダファミリアの周りをゆっくりと歩き、ガウディ通りに抜けようとすると、この地域のフェリアが催されていた。 ハム、チーズ、漬物、の出店を覗いて行く。骨董屋を過ぎると良い匂いがして来て、... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(32日目最終日。2017年8月1日) : ボローニャからミラノに戻り1ヶ月に及ぶ欧州の旅を終えバルセロに帰るに際して、改めて旅中に浮かんだ「人間力」について想う
(*写真は機内から見るバルセロナの夜景) 再びの欧州ひとり旅(32日目最終日。2017年8月1日) : ボローニャからミラノに戻り1ヶ月に及ぶ欧州の旅を終えバルセロに帰るに際して、改めて旅中に浮かんだ「人間力」について想う 中世の趣を色濃く残したアーケードと石道の街ボローニャからバスで北へ。ミラノ... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(30、31日目。2017年7月30、31日) : ローマから北上しボローニャに入り中世の趣を色濃く残したアーケード街の敷石道を行く
再びの欧州ひとり旅(30、31日目。2017年7月30、31日) : ローマから北上しボローニャに入り中世の趣を色濃く残したアーケード街の敷石道を行く 首都ローマから北東に位置するボローニャに到着。いつものように着いてから宿探しである。 2, 3当たってみて適当なところで折り合いをつけて決める。ど... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(29日目。2017年7月29日) : ローマ最終日に「真実の口」に手を突っ込み「ローマの休日」を真似てギャーとおどけてみる
再びの欧州ひとり旅(29日目。2017年7月29日) : ローマ最終日に「真実の口」に手を突っ込み「ローマの休日」を真似てギャーとおどけてみる ローマ最終日。もともと観光が目的ではないので、今日は映画「ローマの休日」で印象的なシーンがあった「真実の口」を訪問して周辺を散策するのみにする。私も手を思... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(28日目。2017年7月28日) : ローマも3日目になり、ぶらり散策しながらイタリアの観光立国や先進国としての国際社会での品定めをする
再びの欧州ひとり旅(28日目。2017年7月28日) : ローマも3日目になり、ぶらり散策しながらイタリアの観光立国や先進国としての国際社会での品定めをする ローマ3日目は30日のボローニャ行きバスの切符を買いに中心街からちょっと外れたバスターミナルまで行ってきた。バス切符を買うのもまったく気が抜... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(27日目。2017年7月27日) :「その2」バチカン美術館等 フォトセレクション
再びの欧州ひとり旅(27日目。2017年7月27日) :「その2」バチカン美術館等 フォトセレクション
再びの欧州ひとり旅(27日目。2017年7月27日) : ローマ2日目、バチカン市国に入りバチカン美術館のカエサル像の前で遥かな歴史に想いを馳せる
再びの欧州ひとり旅(27日目。2017年7月27日) : ローマ2日目、バチカン市国に入りバチカン美術館のカエサル像の前で遥かな歴史に想いを馳せる 映画「ローマの休日」で知られたスペイン広場の噴水を見たが、こんなに小さな噴水だったっけ、と思った。どうも私はトレビの泉のイメージを描いていたらしい。こ... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(26日目。2017年 7月 26日) : ナポリからローマに入りスペイン広場の階段で映画「ローマの休日」のヘプバーンを思い出す
再びの欧州ひとり旅(26日目。2017年 7月 26日) : ナポリからローマに入りスペイン広場の階段で映画「ローマの休日」のヘプバーンを思い出す ナポリからローマへ移動。ここで5日ほど滞在して旅の疲れを癒やす。旅中で休養するというのも変だが、私の旅はけっこう強行軍でこれまで同じ所に2泊せず常に先... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(25日目。2017年7月25日) : イタリア南部アルベロベッロからナポリに入り猥雑さと喧騒の青空市場を歩く
再びの欧州ひとり旅(25日目。2017年7月25日) : イタリア南部アルベロベッロからナポリに入り猥雑さと喧騒の青空市場を歩く イタリア南部、長靴のヒール部分の地域でも比較的大きな港町バリを発ってナポリに着く。ナポリを見て死ね、と言うが、着いた途端、ヤバイ、という表現が口をつくほどの猥雑さ、がイ... 続きをみる
バルセロナから (2017年10月6日) : 「嫉妬」は男偏にしたら?という都知事の言葉を耳にして想う
バルセロナから (2017年10月6日) : 「嫉妬」は男偏にしたら?という都知事の言葉を耳にして想う 日本のニュース番組を見ていたら都知事が「政治の世界では男の嫉妬が凄い」と言っていた。更に彼女が「嫉妬という漢字は女偏だけど男偏にしたらどうか」と続けた。男の世界である政界を渡り歩いて来た彼女だか... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(23、24日目。2017年7月23、24日) : イタリアに戻りフィレンツェからトンガリ帽子を被せたキノコのような家屋群のアルベロベッロに足を踏み入れる
再びの欧州ひとり旅(23、24日目。2017年7月23、24日) : イタリアに戻りフィレンツェからトンガリ帽子を被せたキノコのような家屋群のアルベロベッロに足を踏み入れる かつてイタリアを巡ったときピサの斜塔やシチリア島、そしてちょうど長靴の底の辺りまで足を延ばしたことがある。 今回は長靴のヒ... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(21、22日目。2017年7月21、22日) : ベルリンの壁再訪で長年の肩の荷を下ろし心軽やかにイタリアに戻りフィレンツェに遊ぶ
再びの欧州ひとり旅(21、22日目。2017年7月21、22日) : ベルリンの壁再訪で長年の肩の荷を下ろし心軽やかにイタリアに戻りフィレンツェに遊ぶ ドイツ、ベルリンからオーストリアを抜けてイタリアのミラノに戻った。すぐにフィレンツェに移動し、ミケランジェロ広場までバスで行ってみた。フィレンツェ... 続きをみる
バルセロナから(2017年10月3日):スーパーマン?いや、独立カタルーニャマンか?
バルセロナから(2017年10月3日):スーパーマン?いや、独立カタルーニャマンか? 10月1日に行われたスペインからのカタルーニャの独立の是非を問う住民投票の結果は、投票者の約90%が賛成の意思を示した。スペイン中央政府はこの投票を認めていないがカタルーニャ州政府は独立宣言を行う予定だ。 私... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(20日目。2017年7月20日) : ポーランドからドイツに入り今回の旅のテーマ「ベルリンの壁崩壊の1989年とは私にとって何だったのか」を自問する
再びの欧州ひとり旅(20日目。2017年7月20日) : ポーランドからドイツに入り今回の旅のテーマ「ベルリンの壁崩壊の1989年とは私にとって何だったのか」を自問する ポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所記念館からドイツのベルリンへ鉄道で移動。 ポーランドの国境沿いまでは順調だったが、そこから... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(19日目。2017年7月19日) : チェコからポーランドのアウシュヴィッツに入り強制収容所で人類の汚点に立ちすくむ
再びの欧州ひとり旅(19日目。2017年7月19日) : チェコからポーランドのアウシュヴィッツに入り強制収容所で人類の汚点に立ちすくむ チェコからポーランドのオシフィエンチム、ドイツ語でアウシュヴィッツ、へ移動した。 これほど訪問者が多いのに相変わらず案内が控えめだ。29年前も苦労して辿り着い... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(18日目。2017 年7月18日):ハンガリーから西欧のオーストリアに寄り東欧のチェコで美しいプラハのカレル橋をそぞろ歩く
再びの欧州ひとり旅(18日目。2017 年7月18日):ハンガリーから西欧のオーストリアに寄り東欧のチェコで美しいプラハのカレル橋をそぞろ歩く ハンガリーからオーストリア、ウイーンを通ってチェコのプラハに入った。東ヨーロッパから一旦西ヨーロッパに入って又東へ戻った。 西欧のウイーンでは香港風ラーメ... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月29日):カタルーニャの独立問題とは何か?
バルセロナから(2017年9月29日):カタルーニャの独立問題とは何か? 日本では小池旋風が吹き荒れていますが、目下スペインではこの問題です。 10月1日にスペインからの独立の是非を問う住民投票が予定されているカタルーニャについて分かりやすく説明されているので、この動画を紹介します。 日本人には... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(17日目。2017 年7月17日):ルーマニアからハンガリーに入り近代化したブダペストの街にて古き良き時代に想いを馳せる
再びの欧州ひとり旅(17日目。2017 年7月17日):ルーマニアからハンガリーに入り近代化したブダペストの街にて古き良き時代に想いを馳せる ルーマニアからハンガリーのブダペストに到着。すっかり近代的になったこの街にちょっぴり寂しさを感じた。日本を訪れる外国人と同じ心境なのだろう。 ハンガリーと言... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(16日目。2017 年7月16日):ブルガリアからロマンス語の一つを話し流浪の民ロマの出身地でもあるルーマニアに入る
再びの欧州ひとり旅(16日目。2017 年7月16日):ブルガリアからロマンス語の一つを話し流浪の民ロマの出身地でもあるルーマニアに入る ブルガリアのソフィアからルーマニアのブカレストに移動。肌寒いと思ったら雨がしとしと。旧市街を歩いてみたが趣のある景色に出逢わない。いくつかの旧式の建造物をカメラ... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(15日目。2017 年7月15日):トルコから北上し旧社会主義国ブルガリアに入り、なぜか、旅人の「人間力」について考える
再びの欧州ひとり旅(15日目。2017 年7月15日):トルコから北上し旧社会主義国ブルガリアに入り、なぜか、旅人の「人間力」について考える トルコ、イスタンブールから北上し、ブルガリアのソフィアに到着。29年前に訪れた社会主義国時代とは違った自由な雰囲気になった。あの当時は憲兵?に呼び止められな... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月25日): メルセ祭の人気者「巨大人形」(ヒガンテ)もカタルーニャ独立派?
バルセロナから(2017年9月25日): メルセ祭の人気者「巨大人形」(ヒガンテ)もカタルーニャ独立派? 今日まで催されて来たメルセ祭でも花形スターである巨大人形「ヒガンテ」たちが勢揃い。子供たちもヒガンテが大好きで、肩車の上から見える彼らのパフォーマンスに大喜びで拍手をする。 今年は間近にカタ... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月24日):メルセ祭の「人間の塔」の頂上に登った子が示す「カタルーニャのスペインからの独立」のメッセージに沸くバルセロナ
バルセロナから(2017年9月24日):メルセ祭の「人間の塔」の頂上に登った子が示す「カタルーニャのスペインからの独立」のメッセージに沸くバルセロナ 今日はメルセ祭。バルセロナの数ある祭りの中でも私の大好きな祭りである。巨大人形(ヒガンテ)が練り歩いたり「人間の塔」(カスティ。カタルーニャ語で「城... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(14日目。2017 年7月14日):アジアとヨーロッパの交差点である魅惑の街イスタンブールで旧市街と新市街を結ぶガラタ橋を29年振りに歩いてみる
再びの欧州ひとり旅(14日目。2017 年7月14日):アジアとヨーロッパの交差点である魅惑の街イスタンブールで旧市街と新市街を結ぶガラタ橋を29年振りに歩いてみる この日はトルコのカッパドキアからイスタンブールに到着。目的はガラタ橋とマーケットへの再訪である。イスタンブールは好きな街である。い... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(13日目その2。2017 年7月13日):「カッパドキア」追加フォトセレクション
再びの欧州ひとり旅(13日目その2。2017 年7月13日):「カッパドキア」追加フォトセレクション
再びの欧州ひとり旅(13日目。2017 年7月13日):夕べの月が逡巡して残る朝ぼらけのカッパドキアに着き昇る朝日に照らされた奇岩群の風景にまたも感嘆の声を挙げる
再びの欧州ひとり旅(13日目。2017 年7月13日):夕べの月が逡巡して残る朝ぼらけのカッパドキアに着き昇る朝日に照らされた奇岩群の風景にまたも感嘆の声を挙げる ギリシャからフェリーでエーゲ海を渡りトルコの小島を経てトルコ本土に上陸し更にイズミールに移動。そこからカッパドキア行きだと言う小型バス... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(12日目。2017 年7月12日):ギリシャからエーゲ海をフェリーで一晩航行しトルコの小島さらにトルコ本土に上陸する夢の航路を再体験する
再びの欧州ひとり旅(12日目。2017 年7月12日):ギリシャからエーゲ海をフェリーで一晩航行しトルコの小島さらにトルコ本土に上陸する夢の航路を再体験する ギリシャの港町から大きなフェリーに乗り一晩エーゲ海の波に揺られてゆったりと一晩を過ごした。 翌朝早くトルコの小島に着く。そこから小さめのフェ... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(11日目。2017年7月11)日) : アクロポリスにて29年前のギリシャ訪問時のカメラ事件を思い出す
再びの欧州ひとり旅(11日目。2017年7月11)日) : アクロポリスにて29年前のギリシャ訪問時のカメラ事件を思い出す ギリシャ、アクロポリスで。やっとネットがつながったので、11目の分をアップ。フル観光気分だった。 29年前のギリシャ訪問でアクロポリス目前で当時の簡易カメラのフィルムが回らな... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(10日目。2017 年7月10日):アルバニアからユーロ圏ギリシャに入り自然とここまでのパスポートコントロールとユーロ制度を思い返す
再びの欧州ひとり旅(10日目。2017 年7月10日):アルバニアからユーロ圏ギリシャに入り自然とここまでのパスポートコントロールとユーロ制度を思い返す 今朝はアルバニアのティラダをバスで6時に出発しギリシャのアテネに20時半ごろ着いた。 予定は11時間だったが結果は14時間半のバス移動。アルバ... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(9日目。2017 年7月9日):旧ユーゴスラビア7番目の訪問国マケドニアからかつて鎖国状態だったアルバニアに入り厳しい現実を目にして佇む
再びの欧州ひとり旅(9日目。2017 年7月9日):旧ユーゴスラビア7番目の訪問国マケドニアからかつて鎖国状態だったアルバニアに入り厳しい現実を目にして佇む 今朝はマケドニア国のスコピエから8 時間ほどかけてアルバニア国の首都ティラダに移動した。前回旧ユーゴスラビアを訪れギリシャへ抜ける旅をした1... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(8日目。2017 年7月8日):モンテネグロから旧ユーゴスラビア6番目の訪問国コソボ更に7番目マケドニアに足を延ばし「国造り」を想う
再びの欧州ひとり旅(8日目。2017 年7月8日):モンテネグロから旧ユーゴスラビア6 番目の訪問国コソボ更に7番目マケドニアに足を延ばし「国造り」を想う モンテネグロ国のウルツィニから更にバスを乗り継ぎ国境を越え、コソボ国のプリスティーナ市にようやく着いたが、こりゃアカン、とすぐ感じた。ただその... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(7日目。2017 年7月7日):ボスニア・ヘルツェゴビナから旧ユーゴスラビア5番目の訪問国モンテネグロに入りアドリア海とシュコダル湖の絶景に感嘆
再びの欧州ひとり旅(7日目。2017 年7月7日):ボスニア・ヘルツェゴビナから旧ユーゴスラビア5番目の訪問国モンテネグロに入りアドリア海とシュコダル湖の絶景に感嘆 モンテネグロ国に入りボドゴリツア、ブバルを経てウルツィニ(Ulcinj)に着いた。8時間半のバス移動で、おかげでバスの中から風光明媚... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(6日目。2017 年7月6日):セルビアから旧ユーゴスラビア4番目の訪問国ボスニア・ヘルツェゴビナに着き第一次世界大戦勃発の切っ掛けとなったサラエボ事件を想い起こす
再びの欧州ひとり旅(6日目。2017 年7月6日):セルビアから旧ユーゴスラビア4番目の訪問国ボスニア・ヘルツェゴビナに着き第一次世界大戦勃発の切っ掛けとなったサラエボ事件を想い起こす ボスニア・ヘルツェゴビナ国のサラエボに入った。早朝5時着の夜行バスの車窓から見えて来たのは朝靄に煙る山肌に張り付... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(5日目。2017 年7月5日):クロアチアから旧ユーゴスラビア3番目の訪問国セルビア国のベオグラードに入り何かほろ苦さを噛み締める
再びの欧州ひとり旅(5日目。2017 年7月5日):クロアチアから旧ユーゴスラビア3番目の訪問国セルビア国のベオグラードに入り何かほろ苦さを噛み締める ああ、これぞあの当時のベアグラード。先行きの見えない猥雑感と無力感と。今朝クロアチア国のザグレグ市から6時間ほどかけてバスで東南に位置するセルビア... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(4日目。2017 年7月4日):スロベニアから旧ユーゴスラビア2番目の訪問国クロアチアでお洒落な町並みを堪能する
再びの欧州ひとり旅(4日目。2017 年7月4日):スロベニアから旧ユーゴスラビア2番目の訪問国クロアチアでお洒落な町並みを堪能する 今朝のバスでスロベニアからクロアチアに身を移し、ここで草鞋を脱ぐ。クロアチアの首都ザグレブで今回の旅の4日目を迎える。 旧ユーゴスラビアが歴史に翻弄され、紛争、... 続きをみる
再びの欧州ひとり旅(3日目。2017 年7月3日):イタリア東端の町トリエステからいよいよ旧ユーゴスラビアの1つスロベニアに入り恵みの小雨に迎えられる
再びの欧州ひとり旅(3日目。2017 年7月3日):イタリア東端の町トリエステからいよいよ旧ユーゴスラビアの1つスロベニアに入り恵みの小雨に迎えられる 今日は早朝にイタリアの東端の町トリエステから国境を越えてスロベニアのコペルへ行くバスを待っていると、見知らぬ人が私に話し掛けてきた。私のリュックに... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月11日) : カタルーニャの日、独立運動の息吹を肌で感じる
バルセロナから(2017年9月11日) : カタルーニャの日、独立運動の息吹を肌で感じる 昼下がり、黄色のTシャツを着た大勢の人たちがカタルーニャの旗を掲げながら、あるいはそれに星を配した旗をマントのように着た人たちが道いっぱいに行進していた。子供連れの家族も楽しそうに参加していた。 行進に付いて... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月10日): ススル文化とススラナイ文化(2)「鼻水」の巻
バルセロナから(2017年9月10日): ススル文化とススラナイ文化(2)「鼻水」の巻 以前、ラーメンなどをススル文化とその音を苦手とするススラナイ文化について述べたが、今回は人前で「鼻水」をススルか鼻をかむか、の文化の違いに触れたい。 席を外せない会議などで鼻水が出そうになったら日本人はたいて... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月4日): 廃ビルに描かれた巨大な落書きにスペインの芸術魂を愉しむ
バルセロナから(2017年9月4日): 廃ビルに描かれた巨大な落書きにスペインの芸術魂を愉しむ 廃ビルに描かれた見事なストリートアート。ファンタジーの世界をビル全体を使って繰り広げている。今夏の欧州の旅でイタリアの都市でも多くのストリートアート、グラフィティを見て来たが、スペインのグラフィティのほ... 続きをみる
バルセロナ(2017年9月3日): 地中海のうねりを表す世界遺産カサ・ミラの屋上にはローマ兵が待ち構えていた
バルセロナ(2017年9月3日): 地中海のうねりを表す世界遺産カサ・ミラの屋上にはローマ兵が待ち構えていた 屋上に上がると波のようにうねっている床、その上に散りばめられたオブジェの中にはキリスト生誕の際に聖書に登場する兜姿のローマ兵も迎えてくれた。 これらは芸術作品であるだけでなく煙突や換気口と... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月2日): バルセロナの胃袋「ボケリア」市場のカラフル菓子売り場に見入る
バルセロナから(2017年9月2日): バルセロナの胃袋「ボケリア」市場のカラフル菓子売り場に見入る 観光客たちが盛んにカメラのシャッターを切る。うわぁ、スペイン色と言っていい派手な原色を使った砂糖菓子の華やかな競演。よく見ると目玉焼きやヘビを模したもの、野菜を思わせる菓子もある。 バルセロナの胃... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月1日): 日本語授業が「人生の悦び」に昇格か
バルセロナから(2017年9月1日): 日本語授業が「人生の悦び」に昇格か 新学期が始まって2日目の日本語授業を終えて、やっぱり授業はいいなあ、と思わず口から出る。今日の授業はレベル3のクラスで夏休み報告の作文を観ることから始めた。 良い文章を書いてきた学生には二重丸の花丸に日の丸まで立ててや... 続きをみる
バルセロナから(2017年8月31日): 世界一安全な「悦びの遊歩道ランブラス通り」が戻って来た
バルセロナから(2017年8月31日): 世界一安全な「悦びの遊歩道ランブラス通り」が戻って来た 夏休み明け最初の日本語授業を終えて、ついこの間世界を震撼させたこの遊歩道をゆっくりと歩いてみた。 バルセロナのランブラス通りは今世界で一番安全だ。ああいう事件が起きたばかりでここでは厳重な警戒網が敷か... 続きをみる
バルセロナから(2017年8月30日): 去り行く2カ月の夏休みに名残を惜しむ
バルセロナから(2017年8月30日): 去り行く2カ月の夏休みに名残を惜しむ ほぼ2ヶ月の夏休みも今日で終了。明日から日本語クラスの新学期。2ヶ月と言えどアッと言う間だった。 7月は29年振りに巡る東欧を中心としたヨーロッパの旅に当てた。バルセロナに帰って来て8月は『日本語のエッセンス』の英語... 続きをみる
バルセロナから(2017年8月29日): 夕陽射し込むカサ・バトリョのバルコニーを見上げ妄想す
バルセロナから(2017年8月29日): 夕陽射し込むカサ・バトリョのバルコニーを見上げ妄想す ディアゴナル(斜め)大通りからパセオ・デ・グラシア(優雅な散歩道)に足を運ぶと間もなく左にカサ・ミラが地中海の波を思わせる印象的な姿を見せる。 さらに歩を進めると今度は右側に巨大な昆虫の目を彷彿とさせ... 続きをみる
バルセロナから(2017年8月28日):グエル邸の幻想的世界に佇む
バルセロナから(2017年8月28日):グエル邸の幻想的世界に佇む ランブラス通りからノウ・デ・ラランブラ小径に入ってすぐ左にグエル邸が建っている。ガウディの世界遺産の一つである。グエルさんはあのグエル公園の依頼主である。 ガウディ初期の傑作と言われるこの邸宅には地下の馬小屋から屋上のオブジェま... 続きをみる
バルセロナから(2017年8月27日): サグラダ・ファミリアの尖塔から魅惑の都市バルセロナを堪能する
バルセロナから(2017年8月27日): サグラダ・ファミリアの尖塔から魅惑の都市バルセロナを堪能する 久しぶりにサグラダ・ファミリアの尖塔の上からバルセロナの街を見下ろしてみた。 すぐ足下にガウディ広場があり、木々の深緑の中に赤茶の底の池が見える。 その向こうのレパント通りに建つアパートからはま... 続きをみる
バルセロナから(2017年8月26日): ススル文化とススラナイ文化を想う
バルセロナから(2017年8月26日): ススル文化とススラナイ文化を想う ズズー、ズズー。ラーメンやウドン、ソバなど麺類を食べるとき日本人は美味しそうな音を立てて食べる。だがこのススル音が苦手な外国人も多い。とりわけ欧米人は幼い頃から、食事のときは音を立てちゃダメ、と言われて育っているから無理... 続きをみる
バルセロナから(2017年8月25日): ウィーンまで来てラーメンに舌鼓を打つ
バルセロナから(2017年8月25日): ウィーンまで来てラーメンに舌鼓を打つ この夏の欧州の旅で久しぶりにラーメンを食べた。特にラーメンが好きと言うわけでもないが、ハンガリーからオーストリア、ウィーンに入った際、適当なレストランを探していたら、うまい具合にアジア料理店があった。 旅の疲れもあって... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月11日):黄金地に4本の赤線のケーキを見てカタルーニャ独立運動を思い起こす
バルセロナから(2017年9月11日):黄金地に4本の赤線のケーキを見てカタルーニャ独立運動を思い起こす 今日の散歩ではケーキ屋を覗いて、ああ、そうか、と9月のあの祝日を思い出した。 バルセロナは珍しく雨。傘を片手に家を出て坂道を上って行くと、大通りに行き着く手前にケーキ屋がある。ショーウィンドウ... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月8日) : 平穏を取り戻したランブラス通りの守護神マリア像を見上げる
バルセロナから(2017年9月8日) : 平穏を取り戻したランブラス通りの守護神マリア像を見上げる 日本語クラス授業を終えて、あの事件を微塵も感じさせない以前の平穏さを取り戻したランブラス通りにゆっくりと歩を進める。人波をかわして暫くいつものように心楽しく歩いて行く。 ふと何気なく斜め上を見上げる... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月7日) : 世界遺産サンパウ病院の時計塔を指でつまんで?遊ぶ
バルセロナから(2017年9月7日) : 世界遺産サンパウ病院の時計塔を指でつまんで?遊ぶ 時計塔の部分をちょっと指でつまんで?遊んでみた。 サグラダファミリアからレストランのテラス席が並ぶ遊歩道ガウディ通りを北へ10分ほど上って行くと通りの端に行き当たり、大通りを挟んだ向こう側にこの建築物が両翼... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月6日) : いつもの散歩道でサクラ吹雪?のシャツの日本人と出逢う
バルセロナから(2017年9月6日) : いつもの散歩道でサクラ吹雪?のシャツの日本人と出逢う 初秋の風が心地良くなった昼下がり、いつものようにサグラダファミリアの周りを散歩していると、自転車を引いている日本人に出逢った。 その着ているシャツの派手な桜の柄が日本男児の意気を表していた。 聞くとこ... 続きをみる
バルセロナから(2017年9月5日):あと9年で完成させると言うサグラダファミリアの建設は急ピッチ
バルセロナから(2017年9月5日):あと9年で完成させると言うサグラダファミリアの建設は急ピッチ サグラダ・ファミリアの建設が急ピッチだ。あと9年で完成を目指していると言う。アスタマニャーナ(また明日→明日があるさ)の楽天主義が信条のスペインジョークで、まさか?と思っていたが、どうやら本気らし... 続きをみる