日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

本ブログ(その1)は ☛ http://urgell.blog62.fc2.com/ をご覧下さい。

バルセロナから(2017年11月8日) : あのバブル絶頂期に日本を出て、いま池のダイヤモンド・サグラダファミリアを前に想う

バルセロナから(2017年11月8日) : あのバブル絶頂期に日本を出て、いま池のダイヤモンド・サグラダファミリアを前に想う


 バブルを懐かしむ懲りない人たちが結構いる。私は日本のバブル経済が絶頂期の最なかに日本を出た。1988年の春だった。まだ若造だった私にも、日本はおかしな方向に進んでいるな、と感じられた。


世はまさに拝金主義に染まって行った。そうだスペインにいこう…と言ったかどうか。高校教師だった私は卒業担任だった1年間を準備に当て、翌年の3月にマドリードへ飛んだ。


あれから29年。スペイン、日本、メキシコと移動しながら今またスペインに居る。あのバブル経済絶頂期の日本を飛び出して来た自分が、全ての思考の原点になっている。
 
改めて時の推移の疾(はや)さを想い、池に映える白い太陽を頂く聖家族教会を見つめる。ダイヤモンド富士ならぬダイヤモンド・サグラダファミリアだ。

×

非ログインユーザーとして返信する