日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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再びの欧州ひとり旅(27日目。2017年7月27日) : ローマ2日目、バチカン市国に入りバチカン美術館のカエサル像の前で遥かな歴史に想いを馳せる

再びの欧州ひとり旅(27日目。2017年7月27日) : ローマ2日目、バチカン市国に入りバチカン美術館のカエサル像の前で遥かな歴史に想いを馳せる


映画「ローマの休日」で知られたスペイン広場の噴水を見たが、こんなに小さな噴水だったっけ、と思った。どうも私はトレビの泉のイメージを描いていたらしい。これはバルカッチャの泉(船の噴水)であった。


主演のオードリー・ヘップバーンがこの映画「ローマの休日」で一躍世界的なスターになった。ヘップバーンはヘボン式ローマ字を発案したヘボンさんと綴りは同じHepburnで、たぶんヘボンのほうが発音に近いのだろう。昔の日本人は綴りよりも耳で聞いた音をカタカナに写すことが多かった。ともかく、この噴水の前の階段でジェラートを食べるのが定番のようだ。


ローマ滞在2日目の今日は、バチカン市国にあり歴代ローマ教皇の収集品を収蔵展示する世界最大級の美術館バチカン美術館を訪問した。とにかくデカイ美術館である。カエサル像などの彫刻を中心にざっと見て廻ったが、けっこうな移動距離だった。


古代ローマの政治家「ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)」像の前では、「賽は投げられた」「ブルータス、お前もか 」などの有名な言葉を思い出し、遥かな歴史の時間の流れを感じていた。因みに彼の名前はユリウス暦という形で使われた。更に7月を自分の名前にしてしまい(July)、おまけに彼の息子アウグストゥスまでもが8月に自分の月(August)を入れてしまった、と言われている。


思ったより大きな美術館だったが、どうも日本人の勤勉さが出てしまい、いつの間にか一生懸命見歩いてしまった感がある。さすがにちょっと疲れを覚えた。

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