日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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バルセロナから(2017年11月10日) : マドリードのホストファミリー宅での私のたどたどしいスペイン語の挨拶に女主人が熱いコーヒーで迎えてくれた「あの日」の写真を見る


バルセロナから(2017年11月10日) : マドリードのホストファミリー宅での私のたどたどしいスペイン語の挨拶に女主人が熱いコーヒーで迎えてくれた「あの日」の写真を見る


1988年の春のある日、日本を飛び出しスペインのマドリードに到着した。


早朝に訪ねたホストファミリーのピソ(日本で言うマンション)にセニョーラ(奥さん)に招き入れられた私は、テーブルの下に忍ばせたメモ紙をそっと見ながらたどたどしいスペイン語で挨拶した。卒業担任の1年でスペイン語を身につける時間が殆どなかったのだ。
 
「お会い出来て大変嬉しいです」と堅苦しい挨拶を述べる私に「そんなことはいいから、さあ、召し上がれ」と熱いコーヒーを入れてくれた。


マドリードのホストファミリーはドイツ系スペイン人の女主人と13歳の娘、それに小犬のキティという構成だった。下宿人は私の他に日本人が二人、スペイン人が二人いた。
食事の際に写真を写したが、新参者の若き頃の私のしゃちほこばった姿が初々しい(笑)。

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