日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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バルセロナから(2017年11月18日) : 再びのマドリードでドン・キホーテ像を前にかつての同僚"ドンちゃん"を思い出す

バルセロナから(2017年11月18日) : 再びのマドリードでドン・キホーテ像を前にかつての同僚"ドンちゃん"を思い出す



1988年春にスペインに住み始め、最初の3ヶ月をマドリードの語学学校で、次の3ヶ月を北部海岸沿いの町サンタンデールで、そして続く3かヶ月を再びマドリードに戻りコンプルテンセ大学でスペイン語コースを楽しんだ。


この9ヶ月でスペイン語のある程度のイメージが出来たような気がした。そして世界各地からやって来た国際色豊かな受講生たちとの交流の経験はその後の私の人生観の方向性を示唆した。


マドリードに戻って来てからは市内のあちこちを訪れ、様々なスペイン文化や地元の人々との交流で江戸人情のような魅力を感じていった。
スペイン人にもっとも愛されているドン・キホーテの像を間近で見て、本当にスペインに来ている実感を得たりした。


ドン・キホーテと言えば、札幌の高校の教師をしていた頃、ベテラン同僚のドンちゃんを思い出す。
 若い時から真っ直ぐな性格でドン・キホーテを彷彿とさせるところから付けられた呼び名だった。酒が入ると ♪おいらはシガナイ黒板叩き~♪ と教師を自嘲した唄を唄いながら、若き日の夢を想うようにどこか遠くを見る純な眼差しが印象的な先生だった。


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