日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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再びの欧州ひとり旅(28日目。2017年7月28日) : ローマも3日目になり、ぶらり散策しながらイタリアの観光立国や先進国としての国際社会での品定めをする

再びの欧州ひとり旅(28日目。2017年7月28日) : ローマも3日目になり、ぶらり散策しながらイタリアの観光立国や先進国としての国際社会での品定めをする



ローマ3日目は30日のボローニャ行きバスの切符を買いに中心街からちょっと外れたバスターミナルまで行ってきた。バス切符を買うのもまったく気が抜けない。長距離バスの関連会社もイタリア流で言わば危ない橋を渡るようなやり方で運営している。切符売り場窓口と客とのやり取りも殺気じみている。そういう印象を感じた。



イタリアの国威はどうか分からないが、贔屓目に見ても観光立国としての力量は国際的な合格点には至らないだろう。フランスやスペインのようの観光国として世界でも三本の指に数えられる評価に比して、イタリアはダントツの世界遺産の数を誇るわりには世界の人々の評価はずっと低い。


むべなるかな。観光客への対応スキルの低さのみならず、スーパーなどでの一般客への対応もとても先進国を標榜する成熟性には届かないだろう。レジでの客無視の従業員同士のおしゃべり。ガムを噛みながらはまあ文化の違いとしても、センティモ単位のお釣りを渡さないで当然のような顔をしている。もちろん、客に対してありがとう、など言うはずもない。


買い物客に細かい釣り銭を渡さない習慣はスペインでもあったが最近は変わって来て1センティモまでお釣りを正確に渡すようになった。4年前まで居たメキシコではまだ改まっていなかった。要するにイタリアは国際社会の一員としてもう少し成熟しなければ先進国を標榜するにはどうかな、という印象を強くした今回のイタリア滞在である。
 
ローマ散策も3日目ともなると、またやって来た、という所が多くなる。やはりコロッセオは街を歩けばどうしても目にすることになる。

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