日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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バルセロナから(2017年11月21日) : スペインのサツマイモの焼き芋は炭火焼きだった

バルセロナから(2017年11月21日) : スペインのサツマイモの焼き芋は炭火焼きだった


今日は日本語授業の帰路に良い匂いに導かれるように屋台の前に足を止めた。
店先の鍋を覗くと中央の炭火を囲むようにスペインのサツマイモが良い加減に焼けていた。


スペインにも焼き芋の美味しい季節がやって来たのだ。
スペインのサツマイモはボニアート(Boniato)と言って中は鮮やかなオレンジ色である。
 
日本ではサツマイモは「十三里」とも言う。栗(九里)より(四里)美味いサツマイモだから「十三里」とシャレた呼び名である。


日本とスペインのサツマイモはじつは関係がある。日本の薩摩芋は大航海時代のスペイン人やポルトガル人が16世紀に原産地の南米からフィリピンにもたらしたものが中国を経て宮古島に伝わったものだからだ。


 日本の「い~しやきいも~」とは焼き方は違うが寒い季節に恋しいものに国境はない。

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