バルセロナから(2017年11月27日) : 額縁から抜け出たような古都トレドの絶景に感嘆する

1988年にマドリードに居た私は、時間を見つけては近隣の見どころへ小さな旅をした。
トレドもその一つであった。

「スペインに１日しか居られないなら迷わずトレドへ行け」と言われる。それほど美しい街であり、タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産。
 
私は古城を改装したパラドールに宿泊したが、部屋の窓を開けると窓枠が額縁になり、名画がそのまま飛び出たような絶景に思わず感嘆の声を挙げた。

旧市街で靴屋のおじさんにスペイン語で話し掛け、何とか通じた嬉しさは未だに忘れられない。