日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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サンティアゴ巡礼「銀の道」(Camino de Santiago de la Plata)2019 : El 11 y el 12 de agosto 「スマホ」(El móvil)

サンティアゴ巡礼「銀の道」(Camino de Santiago de la Plata)2019 : El 11 y el 12 de agosto 「スマホ」(El móvil)


巡礼15日目(el 15º. día)は

Casar de Cáceres − Cañaveral (33.2 km) 。

16日目(el 16º. día)は

Cañaveral − Galisteo (28 km) 。


今日もアルベルゲ独り占めかと、キッチンでゆったりと軽い夕食を摂っていると、夜8時近くになって、もう一人の巡礼者が泊まりに来た。アルベルゲ宿泊としては遅すぎる到着だし、スペイン語がまるでダメらしい。


彼はカリフォルニアからやって来たと言う。このアルベルゲの管理人は既にここには居ないので、電話をして宿泊の許可を取る必要がある、と私が言うと、電話は持っていない、と、あっけらかんと言う。えー、ケータイも持たずにサンティアゴ巡礼に! 


うーん、大した度胸だ。と思ったが、考えてみると、私も最初のサンティアゴ巡礼の時代は、まだケータイなど持っていなくて、ノートパソコンをキャリーバッグに入れ、道なき道の巡礼路を強引に引きずって巡礼成就したものだった。


今ではケータイ、スマホ無しでは旅さえも到底無理に思ってしまうが、ほんの数年前までは皆ふつうに旅先の電話で予約をしたり情報を得たりして長旅を難なくこなしていた。


今回の巡礼では私も何かとスマホを活用して(実は活用し切れているとは言えないが)時間やエネルギーの無駄をかなり防いでいるはずだ。


それでも今日は巡礼路の進む方向を教えてくれる黄矢印を見失い、予定地に午後3時過ぎ到着となった。遅くともスペインの昼食開始時間の午後2時までには予定地のアルベルゲに到着、が私の心構えなのである。


写真(la foto)は、今日の巡礼路で唯一出逢った徒歩巡礼者に撮ってもらった一枚。

この巡礼者は私の宿泊予定地のプールで出逢った台湾娘とひと泳ぎして今日は宿泊せずに次の予定地に行く、と言う。スペイン伝統のドン・ファンめいている。決して若くはないこのスペイン人巡礼者のエネルギーに敬服せざるを得ない。

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