日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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サンティアゴ巡礼「銀の道」(Camino de Santiago de la Plata)2019 : El 30 y el 31 de julio「最初の難所を突破」

サンティアゴ巡礼「銀の道」(Camino de Santiago de la Plata)2019 : El 30 y el 31 de julio「最初の難所を突破」(Atravesé el primer camino difícil)


巡礼3日目はCASTILBLANCO DE LOS ARROYOS – ALMADÉN DE LA PLATA (28,8 KM)。

4日目は

ALMADÉN DE LA PLATA – El Real de la Jara (16,6 KM)。


最初の難所を突破した。巡礼2日目までが既に結構な厳しさだったが、地元の人に、3日目の道のほうがもっと大変だ、と言われた。


行程表を見ると距離が30km近くで、アップダウンの激しい道のりである。覚悟して歩いたが、私にとっては方向の頼りである黃矢印がしっかりしていたし、見失わずに済んだので、それほどでもなかった。


巡礼の敵は、距離やアップダウンの激しさではなく、景色の「単調さ」なのだと思った。2日目までの黃矢印の見失いと、野中の平坦な一本道の単調さに比べれば3、4日目の道は寧ろまともであった。


自分が進んでいるのかどうかさえも疑わしくなる「どこまで行っても変わらない風景」の中をひたすら歩くのは、きついものである。暑さは、覚悟して来たことだから、問題には挙げられない。


最初の3日目ぐらいまでのルートが厳しく険しいのは、観光気分の巡礼者には早々にふるいをかけ諦めてもらう、といった古来の本物の巡礼者たちの知恵が感じられる。


写真(la foto)は、3日目の早朝、まだ陽の上らないうちの朝食(desayuno)風景。

アルベルゲで一緒だったビルバオの女性二人そしてメリダの男性と巡礼路途中のbarでつかの間の談笑を楽しむ。

夏の「銀の道」巡礼者はまことに少なく、4日目を終えて、6人の巡礼者しか見ていない。それほど夏の「銀の道」は避けられていると言うことだろう。


なにはともあれ、最初の難所を突破した(Atravesé el primer camino difícil)。

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