日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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サンティアゴ巡礼「銀の道」及び「フランス人の道」(Camino de Santiago de la Plata y Francés)2019: 巡礼5日目(el 5º. día)「エストレマドゥーラ州に入る(Entré en Extremadura)

#サンティアゴ巡礼(Camino de Santiago) #俳句(Haiku) #エストレマドゥーラ州(Extremadura)


サンティアゴ巡礼「銀の道」及び「フランス人の道」(Camino de Santiago de la Plata y Francés)2019: 巡礼5日目(el 5º. día)「エストレマドゥーラ州に入る(Entré en Extremadura)


El 1 de agosto

巡礼5日目(el 5º. día)は

El Real de la Jara – MONESTERIO (17,9) KM)。


既にアンダルシア州の北、エストレマドゥーラ州(Extremadura)に入っている。ある程度北へ進まないうちは、私は「銀の道」全体の地図はできるだけ見ないようにしていた。ああ、まだこんな距離しか歩いていないのか、と余計なストレスを抱えるからである。


実際3日目までのアンダルシアの行脚は、遅々として進まない困難さがあった。


エストレマドゥーラ州に入れば、真夏の日差しも乾燥度も少しは和らぐはずである。景色も緑が目立つようになって来た気がする。


巡礼者は相変わらず少ない。巡礼4日目の今日は、ベッド数20以上もあるアルベルゲに宿泊しているのは私ひとりである。


巡礼路で逢うのは牛か馬、たまに羊の群れ、ぐらいで、人間にはほとんど遭わないし、まして巡礼者は影も形もない日が続いた。


毎日の課題としてしまった俳句の題材も、自然か動物たちになる。


牛の放牧地の中の一本道を歩いていると、牛たちが私のほうを珍しそうに覗き込む。手を振って挨拶すると、草を食むのを止めて嬉しそうに尾を振る。その一句(Las vacas me miraron con curiosidad mientras caminaban por un único camino en el pastoreo de ganado. Cuando saludé agitando la mano, dejaron de comer las hierbas y agitaron las colas alegremente. Hice un haiku)。


旅の空

振る手に尾振る

夏の牛

(Tabi no sora

furute ni o furu

Natsu no ushi)


Cielo de viaje

Agitaron las colas a mi saludo de agitar la mano

Vacas de verano

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写真(la foto)は、これまで巡礼で出逢った牛とのツーショットの写真の中でも、牛と私との息がピッタリ合った一枚(La vaca y yo, somos una pareja perfecta el uno para el otro)。

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