日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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バルセロナから: 「相性の合わない隣人との付き合い方」

バルセロナから: 「相性の合わない隣人との付き合い方」


スペイン人の友人たちとの会話で、たまたま日本の隣国の話になろうとすると、たいてい、友人たちは何か気を遣って隣国を低く評価するような発言をして場の雰囲気を和らげようとする。


私は、国同士は難しい問題が阻んでいるかも知れないが国民同士はあまり気にしていないよ、と苦笑いするしかない。


無理に仲良くなろうとするから嫉妬や憎悪が生まれる。挨拶を交わし合う礼儀正しい隣人同士であろうとすれば良いのに、と思う。


片方は曽祖父時代の諍いをまだ恨みに想う粘着質の持ち主であり、これに対して、もう一方は今日の生活のためなら昨日の諍いもコロッと忘れ、竹を割ったような淡白な性質を良しとする。どう観ても相性が合うとは言い難い。


こういう隣人同士の付き合い方は、ただ一つ。適切な距離を保ってお互い紳士淑女の関係でいる「割り切り」を持つことだ。百年、いや千年先にはお互いの相性が交わるときも来るかも知れない、と。😄

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