バルセロナから(2018年2月18日<その2>) : 小平選手の韓国選手への抱擁
バルセロナから(2018年2月18日<その2>) : 小平選手の韓国選手への抱擁
平昌五輪、スピードスケート女子500メートルで小平奈緒さんが金メダルに輝いた。五輪3連覇を逃した韓国の李相花さんを抱擁し敬意を伝えた場面が印象的だった。
国民同士のこうした好ましいシーンを重ねていくことによって日本と韓国のぎこちない関係も、いつしか雪解けの夜明けを迎えるだろう。機会あるごとに人間的に琴線の触れるシーンを両国の間でコツコツと積み重ねる。
それは今回の小平選手のように日本側から近寄って韓国を抱き締めるのが、日本の立ち位置から言っても自然だと思う。
そうすればお互いをレスペクトする感情が自ずと生まれてくる。こうした形で東アジアの日韓の心が強い友情で結ばれれば、将来の世界の在り方にどれだけ貢献できるか測り知れない。