日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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バルセロナから(2017年8月24日):ほっぺたをくっつけ合うスペインの挨拶

バルセロナから(2017年8月24日):ほっぺたをくっつけ合うスペインの挨拶


スペインの挨拶は、男女によってちょっと違う。
 男性同士はふつう握手で済ませるが、久し振りの再会や別れの挨拶では抱き合ってお互いの背中を2, 3回軽く叩く。
 女性は相手が女性でも男性でも、頬を右左の順にくっつけ合う。
これは挨拶のBeso、つまりキスをするとも言うから、このとき唇は相手の頬に触れないように軽く音だけチュッと鳴らすことが多い。特に女性は相手に口紅を付けないように注意する。付けてしまったらティッシュでそっと拭いてあげる。家庭争議になりかねないからね。
 潔癖な日本人女性には初めてこの挨拶の洗礼を受けたときはショックを受けるかもしれない。特に初対面の男性からこの挨拶をされたら逃げ出す日本女性もいるのではないだろうか。男女の挨拶ではたいていスペイン人女性のほうから頬を寄せてくるので男性はスムーズにこの挨拶が出来る。もし女性のほうから頬を寄せてくる雰囲気がなければ男性はなかなかこのスペイン式挨拶がしにくくなり、機転を利かせて握手だけにしてしまう。でも女性の握手はどこか冷たい印象を相手に持たれてしまうような気もする。
スペイン式挨拶は日本女性にとっては抵抗があるかも知れないが一方、日本男児?にとっては思い掛けない何か心楽しいラッキーな気持ちになることだろう。(^^)
因みに、スペインでは右左と一回ずつ頬を合わせるがフランスでは3回や4回頬合わせをする地域もあると言う。
 写真は今日の散歩道の途中、区役所前の池で水浴びしながら挨拶?するワンコたち。
 *スペイン式挨拶のビデオをアップしておくので、スペインに来る方はご参考に。
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https://youtu.be/JVWQfKNgUqI

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