バルセロナから(2018年5月10日) : 近くの公園の花に見入る
バルセロナから(2018年5月10日) : 近くの公園の花に見入る
野暮な私には花の名前など分からないが、道端に咲く花に時折見入ることがある。
今日は近くの公園にふらりと出かけ、園内の銅像やらレリーフやらの展示物をじっくり見て、その周り植えられた草花の姿を愉しんだ。
平日の午後とあって、園内を散策する人も少なく、子供たちの遊びで転がって来たボールを、よっしゃ、とばかり蹴り返してやる。
心の赴くままに園内の小径に足を運び、春の明るい緑の溢れる垣根に、鮮やかなピンクや黄色の花びらを背いっぱい開いて自らの存在をアピールしている小さな花々が肩を寄せ合っている一群が目に止まった。
暫くそこに佇み幾枚かの写真を撮らせてもらった。
さっき降った通り雨に花弁を濡らした可憐な自然の艷やかさに、私の心も潤いをお裾分けしてもらった。