バルセロナから(2018年4月27日) : バスク料理を堪能する
バルセロナから(2018年4月27日) : バスク料理を堪能する
今日は斜め向かいのご近所さんで昼食を摂った。バスク料理レストランである。
店主も従業員も無愛想で職人気質の店だが、いつも常連客で混んでいる。
スペイン式で一皿目はガスパッチョを濃厚にしたような料理であった。これを固めに焼いた自家製パンですくい上げて頂く。
なかなかの美味だ。癖のないクリーミーな食感が頑固そうなパンをなだめながら、口の中で絶妙な味となる。
二皿目はひき肉と玉ねぎなどの野菜の炒めたものを薄皮で包んでグラタン風に仕上げた一品。
ポストレ(デザート)はこれも自家製のユーグルトで、下の上に載せると蕩けるような酸っぱさが良い。
無愛想なレストランは職人気質の確かな料理の腕で客足が絶えない。
スペインの昼食は2時から始まるが、本格的に店が混んでくるのは3時近くからである。とにかく美食家のスペイン人は4時までたっぷりとバスク料理を楽しむのである。