日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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バルセロナから(2018年4月12日) : ピカソ美術館で心豊かな満足感に浸る

バルセロナから(2018年4月12日) : ピカソ美術館で心豊かな満足感に浸る


今日はピカソ美術館(Museu Picasso, Barcelona)に行って来た。


いつも長蛇の列に並ぶのだが、今日はネットで予約済みだったのでスムーズに中に入れた。


見ものは「ラス・メニーナス(Las Meninas)」(宮廷の侍女たち。1957年。もと絵はベラスケスによる)。


ピカソ(Pablo Picasso)はベラスケスの「ラス・メニーナス」を題材にした絵を58点も残している。幾度も幾度もこのベラスケスの傑作に挑んでいたのだ。超えるべき先人への敬意とともに、その傑作を遠慮なくデフォルメするピカソの魂が溢れてる。


そして「科学と慈愛Ciencia y Caridad」(1897年):病魔と戦っている男の両脇には、肉体を治す医師と、魂を癒す聖職者が描かれ、それが「科学と慈愛」という表題に結びついている。ピカソわずか16歳での大作で、今回も楽しみにしていたのだが、今日は貸し出し中なのか展示されていなかった。


美術館から出ても、ピカソはいいなあ、と余韻に浸る。最も敬愛する芸術家の一人だ。


「ゲルニカ」など幾つかの有名な作品はスペイン内やフランスなどの他国の美術館に展示されているが、ここピカソビ美術館にはピカソの若い頃の写実的な絵や青の時代などの特徴的な絵が展示されていて、天才と言われるこの画家の試行錯誤が垣間見られる。


いつ行っても、見終わったあとの心に満ちてくる、何とも言えない暖かく豊かな気持ちは、他の物には代え難い。

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