バルセロナから(2018年3月11日<その2>) :ガラスのパン?
バルセロナから(2018年3月11日<その2>) :ガラスのパン?
カタルーニャ伝統のパンに「コカ」がある。分かりやすく言うと"チーズを使わないピザ"というところこの「コカ」はバリエーションが豊富で、パン屋の店先を覗くといろいろな種類のコカが並んでいる。
そのうちの一つ「コカ・デ・ビドリオ」(Coca de Vodrio)は、パンというよりも日本のセンベイのように平たく焼いたものである。アーモンドなどの甘い味付けがしてあって見かけが"Vidrio"(ガラス)のようにキラキラした感じに焼け上がっている。
"Vidrio"と言えば、室町末期に日本に入ってきたポルトガル語「ビードロ」(vidro)がある。