バルセロナから(2018年3月7日<その2>) : 白い貴婦人「カサ・ミラ」
バルセロナから(2018年3月7日<その2>) : 白い貴婦人「カサ・ミラ」
パセオ・デ・グラシアは「優雅な散歩道」という意味だが、まさに歩きながらそんな気持ちにさせる通りである。華やかなブランド店が建ち並ぶ中で、カサ・ミラはカサ・バトリョと共にガウディがこの通りにファンタジックな風景を添えた建築物だ。地中海に畝る真白い波の優雅なイメージを造り上げた「白い貴婦人」である。
バルセロナの銀座通りとも言えるこの通りにはファッションを先導するスペインブランドのザラ(ZARA。スペイン語では[θaɾa]サラと濁らずに発音)や日本のユニクロなどが商戦を繰り広げているが、じつは世界遺産の「カサ・ミラ」の1階にもファッション店が入っている。