日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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バルセロナから(2018年2月11日<その2>) : 詩人の"悪文"

バルセロナから(2018年2月11日<その2>) : 詩人の"悪文"



小説家吉本ばななの父、と言えば分かりやすいのかも知れない。詩人、思想家の吉本隆明の文章に久し振りに出逢った。相変わらずの、と言ったらいいのか、"悪文"である。が、駄文ではない。詩人の文章というものは往々にして、こうである。


 日本語2級の問題集を使ったクラスの授業で、この詩人の文章をじっくりと読んだ。何年振りだろう。


 大学時代の読み合わせ会で、彼の著書『共同幻想論』で幻想としての国家を、『言語にとって美とは何か』で言葉の本質を、友人たちと考えた日々。授業をしながら、"人間"と"世界"の本質を覗こうとした若き日の直向きな心を、懐かしく思い起こしていた。


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