日本語教育・日本語そして日本についても考えてみたい(その2)

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バルセロナから(2018年1月11日) : 1990年1月ついに最大の夢「南米ひとり旅」を3ヶ月に渡り敢行し、南米のデカさに魂消(たまげ)た

バルセロナから(2018年1月11日) : 1990年1月ついに最大の夢「南米ひとり旅」を3ヶ月に渡り敢行し、南米のデカさに魂消(たまげ)た


東西ヨーロッパと北米大陸周遊を足慣らしに、本命の南米諸国を巡る一人旅に出発したのは1990年の1月だった。ブラジルのリオのカーニバルの開催が2月なので時期を合わせたのである。まずメキシコからペルーへ飛ぶ。当時はメキシコより南、ペルーより北はドンパチやっていて命の保証が無かったので飛び越えた。
 
赤道を意味するエクアドルを南へ越えれば南半球で夏冬が逆になる。1月から3ヶ月の旅、南米の真夏の暑さとの闘いの旅でもあった。


ペルーの首都リマに着いたのは夜中の2時頃だった。私はリマの空港で夜明けまで動かなかった。コーヒーを何杯も飲みながらひたすら夜明けを待っていた私に何人もの怪しい人物たちがスペイン語で話し掛けて来る。当時のリマの印象は殺伐としていた。私が市内を歩いていると4~5人の怪しげな男たちが付いて来た。


こうして私はウルグアイを除くペルー以南の全ての国々を巡り、南極に近いフエゴ島までの一人旅を敢行した。いま思えば危険が一杯の旅だったが、運が味方してくれた3ヶ月だった。それにしても南米の実際のデカさには魂消(たまげ)た。...


写真は、ペルー、世界遺産マチュピチュにて。深い霧のベールから神秘の姿を垣間見せた、その一瞬の姿を捉えた一枚。

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