バルセロナから(2018年5月15日) : 池越しのサグラダ・ファミリア
バルセロナから(2018年5月15日) : 池越しのサグラダ・ファミリア
5月も半ばになり、ガウディ広場の池も底が見えるような水かさになっていた。
その池越しに観るサグラダ・ファミリアは、皐月(さつき)晴れのもと、美しい輪郭を描いて輝いていた。
ここから観える「生誕のファサード」はイエス生誕のストーリーを表現した彫刻群も自己主張することなく、希代の建築家ガウディの大きな夢が、光に包まれた教会の輪郭によって率直に語られているようだ。