バルセロナから(2018年4月22日) : カタルーニャ伝統の焼きネギ「カルソッツ」パーティ
バルセロナから(2018年4月22日) : カタルーニャ伝統の焼きネギ「カルソッツ」パーティ
今年もバルセロナ郊外に行きカルソッツ(Calçots)のフィエスタを友人や学生たちと楽しんだ。
カルソッツは一見長ネギに見えるが、じつは玉ネギなのである。主にカタルーニャ地方で玉ネギを特殊な栽培法で育てて、白身の部分の多い長ネギにして、それを炭火で焼き、真っ黒に焦げた皮をツルリとむいて、中の白身部分をソースに浸して写真のように豪快に口に落とし込む。
炭火焼きの煙がモウモウと立ち込める中、フィエスタは最高潮に達し、なんとメキシコ風のマリアッチ (Mariachi)まで登場。
ソースはサルサ・ロメスコ(Salsa Romesco)で、アーモンドなどのナッツ、トマト、ニンニク、オリーブオイルなどが絶妙に配合されて、最高の味を作っている。
フィエスタではカルソッツのほかスペインソーセージ、鶏肉、豚肉、野菜の炭火焼き料理が次から次と運ばれて来る。これらをスペイン赤ワインで流し込んでむさぼり食う。
旨し愉し。