バルセロナから(2018年9月28、29日) : 日本語の「好き」とスペイン語の"gustar"の奇妙な関係
#スペイン #バルセロナ #日本語 #スペイン語 #gustar *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年9月28、29日) : 日本語の「好き」とスペイン語の"gustar"の奇妙な関係 「私は彼女【が】好きだ」の「主体」を観てみようと思... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月28、29日) : 日本語の「好き」とスペイン語の"gustar"の奇妙な関係
#スペイン #バルセロナ #日本語 #スペイン語 #gustar *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年9月28、29日) : 日本語の「好き」とスペイン語の"gustar"の奇妙な関係 「私は彼女【が】好きだ」の「主体」を観てみようと思... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月26、27日) : 自然を畏怖する日本人の感性を示す助詞「が」
#スペイン #バルセロナ #日本語 #助詞ガ #ピースサイン *(Puedes leer por Google Traductor) バルセロナから(2018年9月26、27日) : 自然を畏怖する日本人の感性を示す助詞「が」 古来、日本人は動作・作用・状態の主体を明確にすることよりも、その動作・... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月24、25日) : 「おいしい【だ】」はなぜ非文か?
#スペイン #バルセロナ #日本語 #形容詞 #Castellers バルセロナから(2018年9月24、25日) : 「おいしい【だ】」はなぜ非文か? 「おいしい。」 日本語では、これで文として成り立っているのである。 じつは日本語の形容詞(日本語教育では「イ形容詞」)は、その内部に「英語のbe... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月22、23日) : 【だ】と【です】の言い分に耳を傾ける
#スペイン #バルセロナ #日本語 #【だ】と【です】 #Boniato バルセロナから(2018年9月22、23日) : 【だ】と【です】の言い分に耳を傾ける 日本語の長い歴史から観れば、つい最近まで「おいしい」の丁寧形は「おいしゅうございます」であった。ところが、これに取って代わって、「おいし... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月20、21日) : 「美味しいです」と「美味しゅうございます」
#スペイン #バルセロナ #日本語 #非文 #peluquería バルセロナから(2018年9月20、21日) : 「美味しいです」と「美味しゅうございます」 1964年の東京オリンピックマラソンランナーだった円谷幸吉選手の遺書は「美味しゅうございました」のリフレインが印象的だった。 それほど長... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月18、19日) : あるマラソンランナーの遺書
#スペイン #バルセロナ #日本語 #東京オリンピック #円谷幸吉 バルセロナから(2018年9月18、19日) : あるマラソンランナーの遺書 2度目の東京オリンピックがすぐ前まで迫って来た。最初の東京オリンピックのエピソードとして後に自殺したマラソンの円谷選手のことを想い起こす人もいるだろう。... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月16、17日) : 世界の精神的補完としての日本語
#スペイン #バルセロナ #日本語 #日本人 #Casa Milà バルセロナから(2018年9月16、17日) : 世界の精神的補完としての日本語 日本語の自律性とは無関係な「簡約日本語」は案の定、試みだけで頓挫したようだが、「外国語としての日本語教育」への対応に焦るあまり、歴史に学ぶことなく「... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月14、15日) : 日本語の行く末
#スペイン #バルセロナ #日本語 #日本語教育 #国語教育 バルセロナから(2018年9月14、15日) : 日本語の行く末 日本語は長い間その研究を日本国内の日本人だけに委ねられてきた閉鎖的な印象が強いが、「外国語としての日本語教育」が推進・定着されるにつれ、これからは世界のどこからでも日本人... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月12、13日) : 「簡約日本語」の教訓
#スペイン #バルセロナ #日本語 #簡約日本語 # 大坂なおみ バルセロナから(2018年9月12、13日) : 「簡約日本語」の教訓 1988年、国立国語研究所で当時の所長の野元菊雄が中心となり開発を進めて発表した「簡約日本語」の発想は、≪日本語は難しい≫という固定観念から生じたものだろう。 ... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月10、11日) : 人工語「エスペラント語」の矛盾
#スペイン #バルセロナ #日本語 #エスペラント語 #Sagrada Família バルセロナから(2018年9月10、11日) : 人工語「エスペラント語」の矛盾 さて、「簡約日本語」について考えてみよう。 その前にエスペラント語に触れなければならないだろう。 1887年にポーランドのザメン... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月8、9日) : 日本語の自律性への敬意
#スペイン #バルセロナ #日本語 #Naomi Osaka バルセロナから(2018年9月8、9日) : 日本語の自律性への敬意 第二次大戦後のアメリカは占領政策の一環として「教育使節団」を日本に派遣し、教育改革のために漢字使用の全廃やローマ字などの表音文字専用への移行を勧告した。 こうした混沌... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月6、7日) : 日本語に対する「無知無感覚」
#スペイン #バルセロナ #日本語 #なかま バルセロナから(2018年9月6、7日) : 日本語に対する「無知無感覚」 志賀直哉は更に続ける。 「世界で一番いい言語、一番美しい言語、フランス語を国語に採用する英断をするべきだと思う」と。だが、その根拠は叉も一向に示されないまま「外国語のことはよく... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月4、5日) : 志賀直哉「国語フランス語化論」を読んでみる
#スペイン #バルセロナ #志賀直哉 #ウォールアート バルセロナから(2018年9月4、5日) : 志賀直哉「国語フランス語化論」を読んでみる さて、次に志賀直哉の「国語フランス語化論」について考える。 第二次大戦後、勝者であるアメリカ合衆国が日本の占領政策の一環として、教育改革と称して漢字使用... 続きをみる
バルセロナから(2018年9月2、3日) : アメリカ人にタシナメられた森有礼の「国語英語化論」
#スペイン #バルセロナ #森有礼 #折り紙 バルセロナから(2018年9月2、3日) : アメリカ人にタシナメられた森有礼の「国語英語化論」 まず、森有礼の「国語英語化論」について考えてみる。 森は明治維新の直後1873 年、ワシントンの書店から英文で出版した『Education in Japa... 続きをみる
バルセロナから(2018年8月31、9月1日) : 日本語が受けて来た扱いに言葉を失くす
#スペイン #バルセロナ #鈴木孝夫 #日本文化 バルセロナから(2018年8月31、9月1日) : 日本語が受けて来た扱いに言葉を失くす 言語学者、鈴木孝夫は『日本人はなぜ英語ができないか』(岩波新書、1999年)「外国語に憧れる日本人―日本語劣等感」で次のように言っている。 《何しろ明治以来日... 続きをみる